Airbnbなどの民泊(ホスティング)サービスが、世界中で拡大しているのですけど、体験とコラボした事業も拡大してきている。
つまり、「どこに泊まるか」から「誰の物件に泊まるか」へと変わってきているのだ。
「どっちも一緒だろう」
と感じるかもしれないけど、その人の物件に泊まることでしか得られないメリットがある。
▼例:お酒造りをしているAさん宅へ泊まる
ただ泊まるのではなく、「酒造り」「蔵見学」「日本の暮らし」「和食」を体験できる。
日本の観光地巡りに飽きてしまった人や日本の暮らしを体験したい方に需要がある。
簡単に言えば、飛行機工場やビール工場を見学して、その日は経営者宅へ泊まって色々話を聞けるそんなイメージだ。
このサービスの肝は、宿泊ではなく体験でもなく、興味ある人の話を聞ける点。
既に、外国人の「和菓子」「染物」「折り紙」「茶道」などの体験(アクティビティ)需要が年々拡大していて、買い物目的の旅行客が減ってきている。
今やネット通販で手に入らない物はなく、現地に行って「体験」できることが旅行の目的や付加価値となってきている。
そんな民泊と体験(アクティビティ)のコラボについて話をしてみます。
民泊と体験のコラボ
物件をただ貸すのではなく、体験を1つのサービスとして提供している民泊が登場してきている。
私だって、孫正義の自宅で一緒に食事して、ビジネスの話を聞いてスヤスヤ寝られるのならお金出して泊まりたい。
そこまで行かなくとも、「釣り」「和菓子作り」「瓦屋根の家」「庭園のある庭」など日本らしいサービスを提供している一般人のお宅へ、リーズナブルな価格で泊まれる新たな民泊ビジネスは、今後拡大していくのだと思う。
ホームステイの感覚に近いね。
探してみたら、体験型民泊サイトがあったので載せておきます。
STAY JAPANは、誰でも登録できるAirbnbとは異なり、事前審査し通過した物件(合法物件)だけを掲載しています。
「予約したのに泊まれなかった」
と言った、理不尽なキャンセルなどもないのだ。
私達がこれからすべきこと
ブログは書きたくないし、YouTubeに動画をアップするのは面倒だ。
でも、日本人らしい暮らしや生活を外国の方に提供したい。
そのような方はたくさんいて、今まで二の足を踏んでいた人が参入できるのが、体験型民泊事業です。
都会よりも田舎の人が力を入れるべきカテゴリーですが、経営者がセミナー目的で行うのだったら都会でも構わない。後者の場合、日本人も対象となる。
収益化するのであれば、ブロガーやYouTuberなどのインフルエンサーになって発信し続けていくことで料金も高騰しブランド化し、大きな収益の柱となるのですけど、良質なサービスを提供し続けて行けば自然と周りが宣伝してくれるので、あまり深く考える必要はありません。
我が家で言えば、1部屋余っている(倉庫にしている)から、そこを宿泊部屋として提供すれば部屋問題は解決する。
あとは、肝心なサービスだけど、田舎に畑を持っているから
- 耕す(トラクター)
- 田植え(田植え機)
- 収穫(バインダー)
- 精米(精米機)
を季節毎に体験できるリピーターを狙ったサービスを提供していけば、春に植えて秋に収穫する人を狙えるかも。間接的に植えて⇒狩って⇒食うサイクルが楽しめるのだから^^
こちらも手伝ってくれて、尚且つ料金まで頂けるのは嬉しい!
でも、兼業農家だし今や何でも機械でやってしまうから手伝いを必要としておらず、ササっと操縦して終わってしまうのだけど、田植え機やバインダーを操縦するだけで楽しんでもらえるなら、それも1つのサービスなのかな。
今は時代の節目だと感じていて、これからは個人の発信力が必要とされる時代になり企業としての発言力は失われていくから、個人各々が小さなコミュニティの輪を構築し、その中で供給し続けていくことで、軌道に乗るということはインフルエンサーになったということに繋がるのだと思います。
「有名人になりたくない」
と思っても、素直に丁寧に活動していくと自然と有名人になってしまうのが今のネット社会ですから、仮にそうなってしまってもポジティブに今まで情報が届かなかったような人まで繋がったと思えば、楽しいのではないでしょうかね^^
民泊と体験のコラボは、絶対楽しいと思いますね。
東北で雪かき体験20,000円プランを見かけると「金払ってまで誰がやるんだ」と思いますけど、言葉次第です。
「かまくら作って泊まろう!寝床はかまくら♪」※雪を集めるところから始まります
なんてアピールすれば、家族連れやカップルの応募あるんじゃないですかね。
手伝わせる気満々ではなく、あくまでサポートであってお客様だという気持ちを忘れなければ、どのようなプランでもある程度人は集められますから。
民泊と体験のコラボで、寝床だけではなくその人自身の人生観や暮らしを目で見て体験できるのは、人と関わり合うのが好きな人にとって美味しい話のような気がしますね。
外国人の中には、英語を教える代わりに寝床を無償提供してもらうのを条件としている人もいますから、外国人に通用するスキルを1つ持っておくといいでしょう。