私は、投資用物件をずーっと見て回っていたんですけど、やっとそこそこの物に出会えたので申し込みました。
高い買い物ですので、そうやすやすと決めてはいけないんですが、なぜこの時期に不動産を購入したのか、書いていきたいと思います!
1.金利の影響
「金利が安い時に不動産を購入した方が良い」
と一般的には言われていますが、そうでもないことを知っておいてほしいです。
世の中うまいこと出来ていて、金利が下がれば物件価格は上がります。
「金利安い時に買ってよかったね^^」
結局は、ローンを組んだ際の物件価格+利息額がどうなっているかが重要であり、金利だけで判断してはいけません。
ただですね、金利が安くて物件価格が高いのと、金利が高くて物件価格が安いのではどちらがいいのかと言ったら、前者の金利が安い方がいいです。
それは、物件価格の10%を10年間に渡って税金が免除されるから。
例:物件価格3000万円だとしたら、アバウトで毎年最高30万円の税金が10年間返ってきます。
また、仮に物件を売却した際に買値と売値の差引益がどうなったかで、税金が変わってくるので、金利が安くて物件が高い方が何かとメリットがあります。
金利の安さについては、こちらで記事にして書いています
固定金利が35年1.1%です。最初の10年間に至っては0.9%なんです。2年前は1.65%でした。0.55%も下がったことになります。2年前の変動金利で固定金利が組めると思うと、もっとお得度が伝わるでしょうか。
2016年7月時点では、とうとうフラット35の固定金利が1%を切りました!
2.放射能の影響
福島のろ過済み?放射性物質を建材として再利用することが決まったようで、これから建てる物件には含まれる可能性があるということです。
しかも、福島近郊の話ではなく全国に渡って言える話のようです。
今回私が申し込んだ物件がどうだかはわかりませんが、放射能は雨水が貯まりやすい場所ほど濃度が高くなるようですので、盆地などは危険かもしれません。
あなたの物件が利用しているしていないに限らず、自分の家より高い場所で利用されていればその汚染が我が家まで来てしまう恐れがあるでしょう。
家庭用ガイガーカウンター
正直「もうどこに住めばいいの??」という心境なんですが、新築が建たなそうな空地がない場所に移り住むのが、確率的にはいいのかもしれません。
そのようなこともあり、早々に購入の意思を決めました!
3.都会はもう天井
都会はもう土地が残っていないので、商業施設などの建設により地価上昇が見込めるような要素が少ないと考えます。
また、都会はめちゃくちゃ高くなっています。2年前に購入を検討した「日本橋まで自転車10分3500万円のマンション」が、今では4000万円を超えています。それも立地が「うーん」と考えてしまうような物件でですよ。
もうバブルもバブルです。価格を知っているだけに躊躇してしまう金額なんですよね。
そのため私は着実に遠回りする道を選びました。
買わないのも手ですが、それでは何も事が運びません!
それに最悪でも損はしないと考えています
私の不動産投資に対する考え方は、こちらで詳細を語っています
住宅ローンを借りるなら優良住宅ローンがオススメ
私はイオン銀行で借りたんですが、業界内1位の最安金利は優良住宅ローンです。
どの銀行よりも半歩飛び出ているんで、自分で銀行からお借入を考えているのであれば真っ先に検討してほしい銀行です。
私は不動産会社が優良住宅ローンと提携していなかったし、手続きすべてを不動産会社に丸投げしたかったので提携していたイオン銀行から借りました。それでも、優良住宅ローンを除けば一番最安金利となります。
不景気だけど、不景気真っ只中でこれ以上不景気になるの?って感じ
個人的には、まだまだ金利が低い時期というのは訪れるのかもしれませんが、固定金利が1%以下という限定的な数値まで下がっているので、ここらが買い時かなと感じました。
さすがに、ここで変動金利を組むのはリスクが高いと考えています。
2016年7月度の変動金利を例とした場合、変動金利0.57%です。
ここから下がるのは限定的であり、上昇するリスク幅の方が大きいと思います。
「変動金利が上がってきたら固定金利に変えればいいのでは?」
そのように考える人が多いのかもしれませんが、変動金利が上がったということは固定金利はもっと上がっているはずです。
しかも、住宅ローン乗換は結構手数料かかるの知ってますか?
そのような費用を考えると、固定金利でローンを組んでいて、10年後にかなり金利が下がっているから手数料を払っても乗り換えるのを善しとするのは構いませんが、逆に金利が上昇した場合はリスクしかないと覚えておいてください。
あと、ローン乗換するぐらいなら、その手数料を繰り上げ返済に入れた方が良い時もあります。
私がローンを組んだ時の話は、こちらで書いています
個人的まとめ
物件価格・物件の場所・金利・税金が10%になるのか、など複合的に考えて購入することにしました^^
「10年前に比べてバブルってる」
そのような意見を鵜呑みにして家を買わないと考えているのなら、もう1度考え直した方がいいと思います。
2006年7月の固定金利3.24%、2016年7月の固定金利0.93%。
どう思いますか?
仮に物件が安かろうと金利が高い時代、物件が高かろうと金利が安い時代。3倍以上も金利差があったら、物件価格だけで判断してしまうのはナンセンスです!
また、デンマークでは金利が1%上昇すると物件価格が7%下落する統計があるようですが、日本では当てはまりません。仮にそうだったとしても、3000万借りた場合、金利1%違うと返済額がトータル700万ぐらい変わってくるので、また話はややこしくなります。
とりあえず私は、2016年はチャンスの年だと思ったので不動産購入に走りましたよ^^
「今はダメ」「今がイイ」いろんな人がいて、それぞれのやり方があっていいのだと思います。