クロス取引を利用した優待取りで、配当金も貰ってしまった。
すると、配当落調整金という項目にも金額が表示されている。
「なにやら、配当落調整金 > 配当金 で思っていたより資金の目減りが大きいような…」
手数料にうるさい方のために、書いておこうと思います^^
配当落調整金 > 配当金 という存在
「クロス取引なのに配当金も貰えた。やった!」
と、いかないのがクロス取引でして、売建をしていたら配当落調整金が発生します。
例:4633サタカインクスで配当金957円貰った。でも配当落調整金1,200円を支払った。
結果243円のマイナス。
「優待取りって難しい!」
と感じる必要はなく、年末に集計され還付され年始に戻ってきます。
年末までガンガン目減りするのがデメリット
クロス取引を利用した優待取りは、手数料と配当差額によりガンガン目減りしていきます。
「優待券や金券を貰っているけど、損してる?」
と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
あなたが、きちんとコスパ良い優待銘柄をきちんとした発注方法で処理していれば損することはありません。
そのため、手数料は優待取りをする上で必要経費なので戻ってくることはありませんが、配当差額分の金額というのは年始に戻ってきます。この差額分というのは、税金(所得税15%+住民税5%+復興税)です。
こちらでも配当金に関して書いています
ほとんどの人は、優待商品=手数料に気付いていない
「クロス取引を利用して、優待商品1,000円相当を手数料500円で手に入れました」
というのが、ほとんどのブログで書かれている内容でして、本当は手数料+貸株料が掛かってきます。すると、「手数料を払って商品を買っただけだよね?」という内容が見ていて多いのが現実です。
優待商品=手数料では、いつまで経っても本職ありきの体制は変わりません。そうではなく、株主優待を利用して銀行金利以上・投資ファンド以上の年利を稼ぎ、早い段階で人生の上がりを決め込もうと思うと、きちんと把握しておかなければいけません。
ノーリスクで年利5%以上を生み出す、株主優待による疑似資金運用はこちら
私は株式投資もしています
全資金を株式投資に費やすのが一番リターンが大きいのは理解していますが、リスク回避として一定資金を別保管しています。その別保管をそのまま保管しておいてももったいないので、その中の一部資金を株主優待による疑似資金運用として使っている、というのが現状です。
そのまま置いておくよりも疑似資金運用していれば年利5%~増えるわけですから、銀行より・リスクがある投資ファンド、に預けるよりも年利が良いノーリスク運用をしているわけです^^
今ある100万円を年利7.5%で30年間優待取りした場合、880万円になってます。株主優待制度がある日本に生まれてよかったと思いますね!海外では配当で貢献してくるので、こうはいきません。
個人的まとめ
優待取りをして資金が目減りしていくのが心配な方は、安心してください^^
ただ、1年後まで資金が目減りしていくのが耐えられない人は、投資そのものが合わないと思います。優待券や金券を換金しこまめに運用資金に加えるのもいいですし、年末にまとめて入金するのもいいと思います。私はまとめてですけどね。