物販サイトやアフィリエイトのように集客して販売する。
そのようなサイトではなく広告収入で運営している私のような個人サイトにとって、広告を出すメリットはあまりないのかもしれません。
ただ、サイト運営している者にとっては、1度Google Adwordsを利用してみたいという探求心的な気持ちもあります。
ビジネスでサイト運営している方でしたら、広告費<売上 を考えなければいけません。
そこで実際に試すことにしました。
Google Adwordsの実績
広告媒体を検討する際に、Yahoo!やGoogleなどの中から比較して、Google Adwordsに決めています。
サイト運営をしていると訪問者の動向がわかるんですが、ほとんどの方がGoogle検索で当サイトに辿り着いているというのも、Google Adwordsを選んだ理由の1つなのです。
また、ブラウザ「Google Chrome」のシェアが拡大しているという要因もありますね。
広告にはいくつかの種類があります。
広告種類 | 内容 |
---|---|
リスティング | Google検索結果に掲載される |
ディスプレイ | (主に)バナー掲載 |
SNSメディア | SNSに掲載 |
個人的には、バナー掲載をクリックすることがあり選びたいところなのですが、バナーを作るのが億劫だったためリスティング広告を選択しました。
バナーのデザインセンスもクリック率に影響すると思うと、掲載までに時間がかかると感じたのです。
リスティング広告のメリットは、広告文を考えれば良いだけであり即掲載に移れる点。
キーワードやクリック単価も考えないといけないのですが、私は多くの人に知ってもらいたいので、クリック単価が低いマイナーキーワードを設定することにしました。
比較 | ビッグワード | マイナーワード |
---|---|---|
クリック単価 | 高い | 安い |
予算内訪問者 | 少ない | 多い |
▼例えば、1万円分の広告予算を設けた
クリック単価が1,000円と100円では、10回と100回で10倍違います。
単価が高い物を販売していれば、広告費をじゃんじゃんかけてもプラスになりますが、広告収入だけで運営している方にとっては、クリック単価をいかに抑えるかが重要となってきます。
仮にクリック単価を抑えても訪問者数(クリック率)が低いのでは結果に繋がるまでに長い時間掛かりますし、訪問者を増やすにはある程度の検索ワードが強いキーワードにしなくてはいけませんけど、クリック単価も考えなければいけません。
ある意味パラメーターをいじっている感覚に近いのですが、労力を注ぐだけの見返りはあります!
明らかにPVが上がった
広告クリック数とは比べ物にならないPV上昇がありました!
「広告10クリックされたから、PV10上がった」
というものではなく、1クリックされてPV40上がった感じです。
参照:当サイトPV
5月1日にGoogle Adwords契約し、3日にキーワードを増やしました。
GW時期もあり4月末に向けてPV下降していましたが、広告を載せるや否や明らかにPVが伸び始めます!GW中なのにPVが上がり始めました。
5月4日・5日・6日・7日・8日・9日とHITした記事があったのか?別にいつも通りです。
Google検索ランキング上位に掲載されるには、記事の質が重要なのですが、広告を掲載しているかどうかも少なからず影響しているのだと考えます。
▼例:同じランキングの記事があった
Google Adwordsにお金を払っているサイトの方が上位に表示されるのは、当たり前な気がします。ビジネスとは、そういうモノじゃないですか。
時期的な事象なのかわかりませんが、PVを稼いでくれている記事がこぞってPV数が増えました。
広告に設定している記事は、全く別の記事なのに!
Google Adwordsを利用するということは、相乗効果もあるのだと考えます。
一概に広告と言ってもGoogleからリンクを貰っている状況には変わりなく、そのリンクが強いのかもしれません。
「ゴールデンウィークだからでは?」
測定した時期はGW最中だったのですけど、GWや正月などの多くの方が休みの時期は、PV減ります。
皆さんが会社に行かない時期というのは、見て取れるようにPVに現れますからね。
それで世間が休みなのか、実は働いているのかわかっちゃいます。
▼例えば、プレミアムフライデーが始まったけど、皆利用しているのか?
利用していませんよ。していればPVが上がるか下がるかしますけど、それまで通りですから。
サイト運営していると、皮肉なもので時間毎でPVを確認できてしまうのです。
広告費2,500円分を利用した
広告費2,500円分使って、表示回数約4,700回1クリック26円×99回という結果になりました。
クリック率1%以上が理想と言われている中、2%以上でした。
クリック単価を抑えると広告掲載率(表示率)が下がりますし、お金払えば掲載されるわけではないのです。
もちろん、アベレージ100円のところを200円300円に設定しておけば、広告掲載率は上がりますがそれだけクリック単価も増えます。
要は、クリック単価を高く設定している人が優先的に表示されるのです。
皆、如何にクリック単価を抑えて掲載しクリックしてもらうか、考えながら単価設定しています。
広告収入で運営しているサイトの場合、クリック単価25円に対してアドセンス収入と差引くと、完全にマイマスです。
計算式:「クリック単価 >(アドセンス収入÷PV)」
ただし、先程言いましたように相乗効果があり、1クリック当たり40PV増えるのだとしたら、
計算式:「クリック単価 <(アドセンス収入÷PV×40)」
という計算式が成り立ち、広告収入で運営している個人サイトであってもGoogle Adwordsを利用するのは、ありな選択となります。
もちろんキーワード設定が間違っていれば、クリック率なども変わってきます。
▼例:リンゴの紹介記事を書いた
キーワードは、動物・海を設定してしまっている。
逆にオレンジ・パイナップルを設定すればクリック単価が下がるのであれば、ありだと思っています。
個人的に、クリック率が低い・クリック単価が高いエリアで個人がお金を叩くよりも、如何にコストを抑えてクリックしてもらうか考えなければ、企業にとっていいカモとなってしまいますから。
なぜ、オレンジ・パイナップルでもいいかと言うと、当サイトのような複合ブログは、カテゴリー分けされたSEOとして強いサイトに比べて良くないと言われているんですが、複合ブログはサイト内回遊率による相乗効果があります。
要は、オレンジで来たけどリンゴの良さを知ったという形です。
皆、今検索している以上のことがあればそれはそれで知りたいので、その辺りの動線を作ってあげるのが訪問者のためになります^^
訪問者のためのユーザーフレンドリーな情報を心掛けてあげるといいと思いますね。