PS4で遊んでいると徐々にファンの音が大きくなってきます。
「ウィーーーーン」
「ブオオオォォォン」
「ギーーーーーーーン」
それはそれは、苛立つったらありゃしない!
ゲームの音は聞こえないわ・映画のセリフが聞こえないわ、もう「ギーン」というファンの音を聞くためにTV見てるのかなと錯覚するぐらい、何のためにPS4を起動してるのかわかりません。
そこで、PS4を根本的に冷やすために改造してみました!
もちろん保証外となるため、自己責任でお願いしますよ。
PS4のヒートシンクを冷やすのが効果大!!
パソコンで一番冷やしてあげないといけない所ってどこだか知ってますか?
「CPU」です。そのCPUを冷やすためにヒートシンクを取り付けて間接的に冷やすわけなんですけども、そのようにPS4も同じ対策を施してあげればいいのだと考えます!
「じゃあ、そのヒートシンクはどこにあるのかな?」
と言うと、PS4の裏側にあるんですね。
そのため、ヒートシンクを冷やすために穴を開けて直接風を当てたいと思います。
前回、HDDと基盤を冷やすためにファンを増設した記事はこちら
ヒートシンク部分を剥き出しにしてやる
ファンの下部がヒートシンク部分なんですが、通常ではこのように外装がプラスチックで守られています。
風の流れは、ファンを回転させ⇒ヒートシンクを通り⇒電源部分を通り⇒排出される
仕組みになっています。つまり、電源部分にはヒートシンク部分で温まった空気が流れるため非効率なんですよね。また、ファン自体も小さいため魅力的な風力は期待できません。そのため、数時間経つとファンの冷却が追いつかなくてCPUが温まってしまい、その結果ファンが最大回転数となり「ギーン」と鳴ってうるさいんですけどね。要は、冷やしきれてないのです!
糸ノコでガンガン削りますwww
「こいつマジかよ・・・」
私はいつだって本気ですよ!
私は、静かにゲームを楽しみたいのであってPS4にデザイン性なんて求めてません!
「毎回ゲームをする度にデザインに惚れ惚れするんですか?」
しませんよ。PS4を買って1カ月もすれば見向きもしません。
なので、ガンガンガムシャラに削るんです!
ちなみに使っている糸ノコは、角利産業のNo.7260です。
この糸ノコは、歯の向きを変えられるし最初から5枚歯が入っているのでお得です。
思ってる以上に削れます。
削り取るとヒートシンクが見えます。
この時、ヒートシンクを良く見てほしいんですけど、ヒートシンク周りに空きスペースがあるので、糸ノコがない人はインパクトドライバーでガンガン掘っていっても大丈夫です。
私はちょっとヒートシンクをカジってしまったんですけど問題ありません。なぜなら、基盤ではなくただのヒートシンクなのでキズが付こうと関係ないからですね^^
割れたり穴を開けてしまっても大丈夫だと思います。
それぐらいヒートシンクはさほど重要じゃないので。
こんなに小さなヒートシンクでCPUを一生懸命冷やしています。
PS4は、パソコン並みの処理速度があるんだぜ!
それが本当なら、ヒートシンク考えようや。
いやっファンがあってのヒートシンクなので、この場合冷やすという言葉が合っているのかどうかはわかりませんが、とりあえずこのヒートシンクを冷やしてあげればCPUが冷えます。
CPUを更に冷やしたい人は、ヒートシンクを外してパソコン用のヒートシンクに取り替えてあげた方が効果的です。私は面倒くさかったのでそこまではしませんけど。
ちなみにヒートシンク下部には、通常電源があります。
このように電源があるので、ネジを外してユッサユッサしてあげれば外すことができます。
結構取り難いので右左右左と根気よく上にずらしてあげないと外れません。
外装ケースにファンを取り付けるための穴を開ける
PS4裏面に方眼用紙を貼り付け、ファンを下書きします。
可能な限り大きな風量で冷やし、尚且つファンの音が聞こえるか聞こえないか辺りにしておきたかったので、KAZE-JYUNIの12cmファン800rpmを取り付けます。
私はパソコンにこのファンを取り付けてますけど、無音ですね。
全くファンの音が聞こえません。
下書きしたらインパクトドライバーで穴を開けます。
穴を開けたら、外装カバーを被せます。
どうですか?
今からこのヒートシンクを冷やしますよ~^^
マスキングテープでファンを貼り付け、ゴミが入らないようにフィルターをかませます。
フィルターは、AINEXのCFF-120ZAを利用します。一番安かったのでこれにしました^^
取り付けたファンの厚みが3.5cm(フィルター足して)あるため、外気を吸引しやすいように5cm以上の足をつけてあげるといいと思います。
私は、100均で売っていたポリエチレン素材の子供玩具の積み木を足代わりに取り付けましたwww7cmです。
1個280円の5cmのゴム足を取り付けようと考えていたんですけど、試しに100円だったので取り付けたら案外大丈夫だったのでこれでいいです。
なぜなら、最初に書いたように「デザインはどうでもいい」から^^
PS4を2時間やってみた
めちゃんこ静かです!
夏場に1時間映画を見ていると「ギーン」とうるさく鳴っていたのが、とても静か^^
ファン速度って3段階あって「小」「中」「大」とあるんですけど、今まで「大」で回っていた場面が「中」になっているので、とっても静かです!近づかないとわからないレベルですね。
上記画像は、結果が良好なのを確認できたのでマスキングテープからネジで本格的に留めた後です。
1つ気になったのが、ヒートシンク部分(PS4下部)のファンから熱風が発生しているので
「こんな熱いのを小さな既製ファンで冷やそうとしてたの?」
「そりゃ風力足りなくてフル回転するはずだわ」
と感じましたね。
結構熱い風が発生しているので、今回7cm足の台を付けてますけど、可能であればPS4を宙釣りにしてあげた方が、効果的にヒートシンク部分に少しでも冷えた空気を送り込めると思います。
意外と風力が強くて、熱い風が漏れています。
また、3つのファンの電源をPS4のUSBから取ってますけど、問題なく稼働しています。
ナスネ見てもゲームしても落ちることはありません。計0.4Aぐらいなので問題なさそうですね。
YouTubeにPS4でゲーム2時間やった後のファン音を収めた動画をアップしておきます。
個人的まとめ
PS4発売当時カンファレンスで「PS4内部のファンの気流はこうなっています」という説明があり、その気流を読んで前回と今回このような改造を施したんですが、結果を言えば大満足^^
PS4左右の隙間からも空気を取り込みますみたいなデザインになってますけど、実際開けて内部を確認するとわかりますけど気休め程度な作りです。
そのためPS4上面にファンを追加したのも正解だったと思ってます。
人によりダサいデザインに見えるかもしれませんけど、意外と慣れます(笑)
つまりは、デザインなんてどうでもいいということですね^^
最終的にこのような冷却方法に行き着きました(夏場オンライン対戦をしてもファン最小)