ペンギンを見にすみだ水族館へ行ってきました。
11月11日はチンアナゴの日でして、「あ~イベント用生き物なのね」なんて思った方もいると思うのですが、結構な頻度で鎮座しています(笑)
東京スカイツリーが外国人観光客の観光スポット化としていますから、外国人の方も多いです。
私は年間パスポートを持っているのですけど、それと合わせてすみだ水族館情報を書いておきたいと思います。
すみだ水族館はどこにある?
- すみだ水族館
- 住所:〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2
- 場所:東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
- 営業時間:9:00~21:00
半蔵門線・押上線「押上駅」から徒歩5分。
押上駅から見て、ショッピングモール・スカイツリー・ショッピングモールと3つ建物が建っているのですが、すみだ水族館は奥の建物に入っています。
皆、東京スカイツリーへぞろぞろ歩いていますから後に続き、
東京スカイツリー入口を右通路(当日券入口方面)から通り過ぎ
エスカレーターを登ると、すみだ水族館に到着します。
入場料を安くするワザ!
いくつか種類があるのですが、お得な方法上位2つを書いておきます。
1.オリックス(銘柄コード:8591)の株主優待で年間パスポートゲット
オリックスの株主優待を取得すると3,000円相当の優待カタログが届き、その中に「すみだ水族館の年間パスポート」があります。
優待取得コストは、現物買い・一般信用売りの30日前クロス取引で500円ぐらいです。
500円で年パスが手に入りますから、関東民は1枚持っておくと安く手に入ります。
※年間パスポートは、通常大人4,100円
また、近場で食べて帰るでしょうから、飲食店で特典(ドリンク一杯無料など)が受けられるからお得です。
2.じゃらんから予約すると割引クーポンが使える
じゃらんには、水族館をネット予約できる「じゃらん遊び・体験予約」があるのですが、そこから予約するとじゃらん割引クーポンが使えます。
4000円以上で使える2,500円クーポン、3,000円で利用できる1,500円クーポンなど、年パスを持ってない方で即節約したい方は、こちらの方法になります。
巨大な水槽がお出迎え
入場し階段を登ると、巨大な水槽が出迎えてくれます。
写真でどの程度美しさを伝えられているかわかりませんが、暗闇の中で光る水槽では、光合成がなされ小さな無数の気泡から水草の「生」を感じることができ、魚達が生き生きと泳いでいる様を見ることができます。
年配に近づくにつれ盆栽の魅力が理解できてくるようになりましたが、水を取り巻く自然の景色の良さもまた良いものです。
スポット毎に解説が表記されていました。
水のきらめき~自然水景~
自然の賢さと美しさを学ぶこと。それが、この水槽が目指した学びである。
これまでの水槽では、水に酸素を与えていたが、この水槽では、二酸化炭
素をくわえて、水草に水の中の二酸化炭素を使った光合成をさせている。
光合成によって生じた酸素は魚や微生物が呼吸する、そうして自然界のよう
に生き物たちが影響しあう環境を表現している。そんな自然界にならった
水槽作りは、その美しさも同時に見せてくれる。たとえば、光合成する水草の
葉の表面に浮かぶ、無数のきらめく泡の粒。空気中では気付くことはないが、
人間が当たり前に呼吸している酸素の美しさは、水槽の中だからこそ見る
ことができる。こうした、こころみの背景には、盆栽や庭園で死生観や宇宙
観を一つの空間に表現してきた日本人独特の美意識がある。この水槽は、
そんな日本人の自然観を静かに再認識させてくれる。
数億年前から姿を変えていないクラゲ
幻想的なクラゲの世界に引き込まれます。
終始暗闇の世界が続き、クラクラしてしまいました。
↑クリオネじゃないよ。これもクラゲ。
ゆりかごの達なり Part1 水の記憶~クラゲ~
「くらげなすただよへるときに」と、日本最古の歴史書・古事記に記述があるクラゲ。
日本人にはなじみ深いが、たとえば水中での暮らし方や、数億年前とされるクラゲの祖先の明確な出現の時期も、よくわかっていない。
太古から姿をほとんど変えていない謎多きクラゲの生態には、時を越えた生命の神秘が隠されているのかもしれない。
紛れる生き物や身を隠す生き物たち
ユニークな生き物、普段見過ごしてしまいがちな生物がいます。
フラッシュ焚いてないわりには、意外と明るく撮れてましたね。
ゆりかごの連なり Part2 小さな仲間たち~アクアギャラリー~
地球は色とりどりの生き物にあふれている。
多種多様な環境に適応し、時にしたたかに生きる姿は、躍動感にあふれ美しい。
それは、まさに命の輝きそのものである。
そうした生き物の生態と美を、テーマによってセレクトして展示するのが、このアクアギャラリーである。
ここに並ぶ水槽を通じて、ふだん見過ごしてしまいがちな、命の美しさが間近で感じられる。
サンゴエリアにチンアナゴいるよ
ペンギンが見えるエリアまで進むと、チンアナゴが見れます。
どのチンアナゴも同じ方向を向いていますが、水流で流れてくるプランクトンを食べるため。
この場合は、右側から流れてきているんだね。
光と水のはぐくみ~サンゴ磯~
サンゴには植物と動物の顔がある。
まず、昼のサンゴは体内に共生する褐虫藻が光合成して作る栄養素によって植物のように成長する。一方、夜のサンゴは動物のように他の生物を食べる。
そして、サンゴの集まりであるサンゴ磯は、「海のゆりかご」と呼ばれている。
サンゴ磯は動物の隠れ家や産卵場所であり、生物多様性の宝庫である。
ペンギンの鳴き声と人間好きなペンギン
水量350トンの屋内解放プール型水槽。
2層吹き抜け型で、上から横から観察できます。
ペンギンの裏手にはアシカがいて散歩ショーも開催されており、その時間帯は魚臭します。
すみだ水族館の最大の売りとしてペンギンがいるのですが、飲食スペースや階段もあり小1時間は見てられる場所でしょうか。
何匹か声を発し続けているし、飼育作業員好きなペンギンがピッタリくっ付いている姿も見られ愛くるしいですね。
水のいのちのたわむれ~ペンギン~
日本は世界的なペンギン大国。世界中で飼育されているペンギンの25%以上が日本にいると言われている。
そんなペンギンの知名は「人鳥=人のような鳥」。
事実、ペンギンには人のような特性がある。多くのペンギンが生涯パートナーを変えず、ペアが協力して育児する。
そんなペンギンの姿を見つめ、人も自然の一部であることを感じたい。
小笠原諸島イメージした東京大水槽の迫力
サメやエイを間近で見られる大迫力!
鮮やかな小魚の群れも泳いでいましたが、写真には写っていないようです。
子供達はガラスに張り付きながら観察し、大人は椅子に座って一息つける。
子供が騒いでいたり、迷子になった子供を探しているお母さん、大きな声で話すカップルと館内で一番騒がしい場所です。
いのちのゆりかご 水の恵み~東京大水槽~
1000km以上にわたって広がる東京の海は、生物多様性の宝庫である。
伊豆諸島・小笠原諸島をはじめとする219の島々「東京諸島」の気候帯は、温帯から亜熱帯にまたがっている。
そのため、二つの気候帯に生息する、表情豊かな生き物が東京の海には生きている。
そんな東京の海をはじめ、あらゆる海と人はかかわっている。
人もまた生物多様性の一部なのである。
日本橋へ行かずともみられる金魚「江戸リウム」
金魚と言えば「アートアクアリウム日本橋」を思い出すんですが、ここすみだ水族館でも見られます。
江戸をテーマに一際幻想的な世界が広がっています。
ちょっと隅の方で開催されているのが残念かな。
「ワキン」「リュウキン」「ランチュウ」様々な品種がいます。
私は、チンアナゴと金魚が見られれば満足でしたが、子供は大きな水槽に喜んでいました。
「水族館に行くよ」
それだけで子供は喜びますし。ペンギンもいるしグッズも売っていますから飽きません。
すみだ水族館出口が、お土産屋さんに直結しています(笑)
個人的には、大人も楽しめる「入口にある巨大な水槽」の世界観に目を見張りましたし、コケや藻の日本独特の庭園が好きなので、年パス使って貴重な体験ができました。
東京タワーに比べてスカイツリーは場所が悪いのですけど、建物内にはアンパンマンショップもあるし家族連れには万が一でも他で時間潰せるスポットです^^