「地方へ出向かないと果物狩りできないんじゃないか?」
そのような方のために、木村ぶどう園のぶどう狩り体験をレビューします。
旬を迎える8月9月シーズンが食べ頃で、もぎ取り放題。
木村ぶどう園とは?
- 住所:世田谷区野毛2-20-16
- 開園日時:毎夏8月中旬開始
- 量り売り:1kg1,800円(シャインマスカット2,500円)
誰が管理しているの?
木村孝一郎さんが管理していらっしゃるブドウ農園です。
昭和59年に農家の賛同を得て発足した「世田谷ブドウ研究会」に属しています。
世田谷ブドウ研究会では
ここ世田谷でも、古くからブドウ栽培が行われていましたが、昭和55年頃までは僅かに2園しかありませんでした。昭和56年にもぎ取り販売を目指して1園が新たに開園したのをきっかけにブドウ栽培農家が増加し、昭和60年7月「世田谷ブドウ研究会」が6名の農家の賛同を得て発足しました。
その後、東京都農業改良普及センター、世田谷区役所、JA東京中央、JA世田谷目黒の協力をいただきながら、栽培技術の研修などを行う中、会員数も増え世田谷区、目黒区で18名の会員が現在ブドウ栽培に取り組んでいます。
全くの素人集団からのスタートで、いまだに試行錯誤の繰り返しですが、東京23区内という地域で一味違うブドウとブドウ狩りを皆様に楽しんでいただける様、会員一同努力しております。是非、一度‥‥と言わず二度、三度御来園ください。
世田谷育ちの一味違うブドウを味わって頂けるよう、日々頑張っています。
8月中旬~9月上旬限定でもぎ取り販売を行っています。
予約方法
予約は必要ありません。
ぶどうがなくなり次第終了です。
道順アクセス
東急大井町線等々力駅から徒歩15分。
上野毛駅よりも等々力駅の方が、若干近いです。
電車で行く場合
私のオススメルートは、等々力渓谷公園を通り
環八通り下から上に登る階段を使い
玉川野毛町公園を突っ切って行くのが静かな通りが続き、耳の癒しになります。
車で行く場合
路上駐車は迷惑になりますから近くのコインパーキング(駐車場)を利用してください。
- パーキングエリア名:上野毛月極1駐車場
- 住所:世田谷区野毛2-27
- 料金:1時間300円
木村ぶどう園のパーキングを利用される方は、ぶどう狩り5,000円以上お買い上げで1時間の駐車無料券を頂けます。(2018年度)
- パーキング名:木村ぶどう園駐車場(最大8台)
- 住所:東京都世田谷区野毛2丁目28−3
- 料金:1時間300円
全6品種のぶどうをもぎ取れます
「高墨」「藤稔」「高妻」「ハニービーナス」「紅瑞宝」「シャインマスカット」の6種類。
身長180cmの私は屈まないとぶどうの実に当たってしまうような高さで、終始前傾姿勢です。
背の高い方は、1駅隣にある田中ぶどう園が刈りやすいですよ。
GoogleMAPでは、木村ぶどう園は600坪ほどとかなり広い。
写真に収めた当時は9月でしたが、8月中旬ぐらいに来れていればたくさん実っていたのかもしれません。
今回、9月にお邪魔したため、お客さんも少なく「シャインマスカット」「高妻」しか残ってませんでした。
「田中ぶどう園」に伺った時とは打って変わって、10度低い気温25度の涼しい日で、セミではなくトンボを良く見かけるそんな気候でありました。
結局「高妻」を買って帰りましたが、「今年最後のぶどうかな」なんて思いましたね。
鶏が放し飼いにされ、小屋の近くのブドウはもぎ取られることなくかなり残ってましたので、その中からプリプリなぶどうを選んだつもりです。
子供は、ニワトリの近くには行こうとしませんでした(笑)
高妻ひとふさの料金
実の大きなシャインマスカットは取り尽くされてしまったようで、代わりに「高妻」を買って帰りました。
サイズを計り忘れましたが、重さから予想できるようにかなり大きい!
残りわずかの割には、大きな粒が残っていた。
ぶどうの知識を総動員して、甘そうな粒を探し回ったのだけど、こちらが精一杯。
8月中に来ればよかったかな。
- 表面の白い粉は、鮮度が高い美味しいぶどうの証です。
- 小さい実がぎっちり詰まっているぶどうよりも、大きい実がゆったり生っている方が熟して美味しいです。
- 自分でぶどう鋏で狩る際は、幹が枯れていないかよく見ましょう。
- 枯れていたり変色しているものは避けましょう。
高妻の特徴が分からなかったので調べてみると
高妻の特徴
- ピオーネとセンテニアルの掛け合わせ
- ピオーネに近い味
高津の食レポ
皮が固い割には、剥くと瑞々しく薄く甘い。
巨峰のような濃厚な味わいではなく、デラウェアの大きい版を食べているような味わい。
「3房入って498円のデラウェアと似ている」
なんて言うと怒られそうなのだけど、サッパリ系のデラウェアに近い。
甘くない訳ではなく、薄い甘みが続くという表現が適切。
粒は、特大サイズの一粒直径3.5cm。
写真では4.5cmぐらいありそうだけど、うまいこと撮り納められなかったんだ。
口にポンと放り込んで噛み締める高妻の味は、贅沢感満載だ!
ぶどう狩り一房1,600円は高いと思うかもしれないけど、山梨へ行くと交通費往復1,500円掛かります。
スーパーで買えばもう少し安く購入できるし、好きな品種を確実に手に入れられますが、都内でぶどう狩りできるということが貴重で贅沢な体験なのです。
近年個人商店や都内の農園が徐々に減り、田畑や空き地が住宅に変わっています。
少しでも、このような場所が残って欲しくて様々な場所へ足を運んでいます。
次回は、確実にシャインマスカットを手に入れたいなぁ^^
場所柄、白人のファミリー世帯が住んでいて、静かで緑も多く建蔽率と高さ制限が厳しいため空が広く、子育てするにも良い場所です。
余談ですが、関東近郊で果物狩りを探している方は、じゃらんの果物野菜刈りから予約すると2000円クーポン使えてお安くなります。クーポンはこちらの記事じゃらん遊び・体験予約で使える割引クーポンまとめにまとめています。