Wikipediaによると就職氷河期は、1993年~2005年であり大卒でも就職が困難だった時代であったわけなんですけど、私もその世代の1人でした。
バブルがはじけてからの下落時代でもありましたかね。
「数年耐えればまた活気が戻る」
なんて皆が思っていてギリギリのラインで頑張っていたんですが、年々失業率も上がり蓋を開ければ10年以上の不況だったわけで、
「お前も脱落すんの?」
「えっお前も??」
「明日は我が身かも・・」
なんていうような情勢だったんです。
※脱落とは、失業・倒産などのニュアンスとしています。
このような時代を就職氷河期として体験している身として、国に何か頼るのはリスクが高いというのに気付かされた世代でもあります。
今回は、国から「お前の席ねーから」と言われた世代が、老後のためにしておくべきことを書いておこうと思います。
もちろん、世代関係なくしておいた方がいいですけどね^^
はなから年金なんて期待していない。信じられるのは、自分の頭脳と体だけ
就職氷河期とは、新卒採用人数を縮小された世代なんですよね。
毎年1,000人採用していたのを500人にするようなものです。
それでいて大学進学率は上がっているのですからパイを奪い合うわけです。
しかも、この世代って第2ベビーブームもあり人口層が厚い世代でもあるのです。
人によっては「それでも就職できている人もいるわけじゃん」という意見を持っている方もいるかもしれませんが、愚問というものです。
あなたと同年代の金持ちがいる一方、あなたが平凡家庭であることと同じぐらい的を外れた質問でしょうか。
このような就職氷河期を経験している身として、他人が作った箱庭で人生を送っているにすぎないという真理に気付きます。
「誰がそのような時代にしたのか?」
あなたですか?
他人ですよね。
いくらあなたが予防線を張っていようが、不況・好景気などは関係なく訪れます。
これから話す、年金だってそうなのです。
あなたの稼ぎに関係なく、時代の波によって年金受給額が変動してしまうのです。
「将来20万円貰えますよ~」
蓋を開けたら15万円だった。
それが他人が作った箱庭で生きるということです。
でも、この箱庭から脱する方法なんてありません。
なぜなら、地球に住んでいる限り誰かが定めた規則の中で生きるしかないのですから。
どうしてもというなら、どこかの原住民として生きていく選択もありかもしれませんけど、彼らは彼らで縄張り(狭い箱庭)争いがあるのだと思います。
他人が作った箱庭で生活リスクを下げる方法
「年金に頼らない」
「保険に頼らない」
じゃあ、何に頼るのか?
老後は、自分の財産に頼るのです。
「老後資金を貯めておくんですか?」
よくヤフーニュースなどに老後資金は夫婦2人で6000万円必要なんて書かれていますが、それでは消費する一方であり悠々自適に100歳以上生きる希望を持てませんよね。
だって、仮に90歳で死ぬと仮定しての老後資金なのだとしたら、それ以上生きることは悪になるじゃないですか。お金がないんですから。
そんな老後をストレスフリーで過ごせますか?
じゃあ、どうしたらいいと思います?
不動産投資であなたが何もしなくても固定収入が入ってくる仕組みを早いうちから構築しておくこと!
「不動産投資なんてリスクがあって怖いし、一般的じゃない」
言い方を変えれば、大衆と同じことをしているから大衆の輪から抜け出せないのです。
他人が失敗したことや無知でやって損したことをあたかも悪と決めるのは、機会損失を増やす行為です。
「あの人で失敗したなら、私はもっとダメそう」
「とりあえず安くなったら買えばいいんでしょ」
色々突っ込みどころ満載なんですが、チャンスをモノにしてほしいですね^^
不動産投資は、言われているほどリスクがない
簡単に言えば、家を買ってそれを人に貸すことを不動産投資って言いますよね。
「人が入らなかったらどうしよう」
そもそもの話をしてしまえば、
- 駅から遠い
- 部屋が汚い
- うるさい環境
そのような物件を借りたいと思いますか?
最初からそのような物件を排除して、物件購入すればいいじゃないですか^^
▼例えば、こんなへんぴな所なのにアパート一棟満室なんだね
そのアパートが売りに出ている、買っちゃおう!
ここで注意しなくてはいけないのは、なぜ満室のアパートを売ってしまうのか?
入居者の属性を見たり周辺環境を調べてみたら、アパート近くにある大学に通っている学生が借りていた。
その大学が移転するからアパート売却するんだということが、わかったりもします。
そのようなリサーチは実際に見に行けばわかりますし、それがリスク減に繋がります。
全然、当たり前のことに気付けて調べていくことができれば、不動産投資リスクというのは減らせるのです。
別にここまで難しいことを言ってないですからね。
「年々空き家が増えているのにリスクが大きいんじゃないか?」
家の中をリフォームもせず汚いままの家を空き家としてカウントしているのをご存知ですか?
- 駅から徒歩15分以上だ
- 田舎でしかも再建築不可だ
- 老朽化で床が沈む家だ
懸念点がある物件であればあるほど入居率が下がるのは当たり前ですし、自分が借りたいと思えないのであればダメだという、当たり前なことであります。
「こんな狭小空間に住むかね?」
意外にそのような需要が増えている世の中なんですが、便が良く比較的真新しいのが特徴でもあったりします。
最近の築古物件でも中は新しくリフォームされているのが増えてきているので、それ以下なのであれば入居率が下がるのは当たり前なような気もします。
まとめると、部屋が綺麗なのは当たり前の話であり、それ以下の物件が空き家としてカウントされてしまっているので「年々空き家が増えている~」と言われても、親の家を相続して持て余してしまっている人が増えているが故に、そのように言われてしまうのは、何だか合ってるようでうまく嚙み合っていない話なように感じてしまいます。
過去にこのような不動産投資関連の記事を書いています
現実的な年金+家賃収入=月収20万円
将来に悲観しすぎた人がいたとして、年金10万円/月としましょう。
あと10万円あれば、生活費として十分な金額となる。
その10万円を家賃収入で稼ぐのは、現実的な話か?
超現実的です!
▼例えば、1000万円の物件を購入し、年利5%の年間利益50万円生み出す
年利5%というのは、不動産投資の中ではかなり低い方でありギリギリのラインです。
でも、そのような物件を購入してしまったんです。
でも、このような物件を2つ購入してしまっても年間利益100万円となり、約9万円/月ほどになります。
「自宅以外にそんなにローン組めないよ」
あなたが働いてお金を稼いでいる時に、不動産投資はした方がいいですよ!
なぜかって?
自宅用として家を購入すると10年間に渡り住宅控除があるのと同じように、家を人に貸した場合、減価償却として控除できるのです。
▼例:年収500万円の人が、中古住宅を買って人に貸した
ざっくりですけど、税金は150万円ぐらいですかね。
それを中古住宅の築年数をうまくやれば税金を150万円⇒100万円、または最高0万円まで減らすことができます。
会社員だけれども不動産を活用して税金の還付を受けている人を私は知っています。
一生懸命働いている人にとって、税金・不動産・控除の足し算引き算が好きなのであれば、不動産投資は物件価格以上の利益となることの方が多いでしょうか。
たぶん、この辺りの旨味を知らないが故に表面的な利回りだけを見て判断して家賃収入を換算するよりも諸々をセットで見て判断した方が、初心者には旨味があるように感じると思いますね。
▼仮に、物件価格2000万円(土地値1500万円)の中古物件だった
仮に失敗しても土地値で売れるんですから、500万円のリスクを取ってどこまで増やせるかを事前調査すればいいのです。
ポジティブに考えれば、この500万円を先に頭金として入れてしまえば残1500万円=土地値1500万円となりノーリスク運用だったりします。
今の世の中、銀行員・国会議員までもがブログで情報を垂れ流している時代なので、検索すれば欲しい情報はある程度手に入ります。
こんな情報が欲しい!
不動産コンサルタントが存在している時代ですので、情報収集は容易いのです。
あなたがきちんと働いていれば不動産投資のスタートとしては申し分ない属性であり敷居が低いので、年金の足しとして検討してみてください^^
一応、難しいことを排除して書いてみましたので、詳しく知りたい人は書籍を読んでみてください。