福島原発の除染袋(フレコンバッグ)が、どれほど積み上がっているのかふと気になりGoogleMAPで眺めてみると2年前に比べて除染袋の山が至る所に広範囲に拡大していました!
住宅を除染して出た除去土壌などが詰められた袋は、政府が管理し一か所にまとめている訳ではなく、住宅敷地内に保管されることもある。
GoogleMAPさまさまでして、その光景を個人でも空から地上を見られる時代に感謝します。
除染袋がどれほどの地区までに広がっていて、今後どうしたらいいのか?
書いておきたいと思います。
除染袋の行方
通常は、中間貯蔵施設に運ばれますが、至る所に仮置場が設けられその数は膨大です。
福島の大都市「南相馬」でさえ、住宅からわずか100mのところに大規模な除染袋保管場所が設けられている。
イオンから1kmも離れていない場所です。
ですが、保管場所の数がピークを迎えて徐々に減ってきている。
つまりは、中間貯蔵施設へと除染袋が移動している。
遠い未来に光が見えてきましたよ!
しかし、過去に大雨の影響で川が氾濫した際、除染袋が流されたり、除染袋から草が生い茂ったり、仮置場の真横で米の収穫をしていたりと話題になりました。
ですから、即「安全なんだ」とは言えませんが、東北が毒の沼地と化して行くことができなくなる。
だから、「今のうちに青森・秋田に旅行しに行っておく」というような焦る必要はなさそうです。
でも、福島原発の収束が見えないので、今もなお未来の子供たちに負債を作り出しているのは確かですね。
好きな産地の食べ物を食べればいい
「福島産は土壌汚染が」
と懸念する人もいますが、九州では黄砂がありますし、千葉にしたって高濃度汚染されている情報がある。
だから、好きな産地の食材を使えばいいと思うんです。
私は、九州・四国のお米を食べていますし、野菜の産地もやはり気にして購入しています。
私も何が最善なのかわかりませんけど、土から栄養を採る野菜はヤバイだろっていう考えで、出来るだけ汚染されていない地域の食材を買うようにはしています。
今は、日本中の食べ物が手軽に手に入る時代なので、わざわざリスクを冒して買わずとも他に選択肢が存在するので、そちらを選んでいるだけという、とてもシンプルな思考構造です。
ちょっとした例を挙げると
▼例:水道管に間違えて排水管を繋げてしまった
蛇口を捻ったら排水が出てきた。
ごめんね、繋げなおしたよ。
水道管や蛇口の中、洗浄されているんでしょうか?
それと同じで安全面を考えるのであれば、土を入れ替えるか土地を移すかしないと客は戻ってこない気はしますね。
排水が一時的に出ていた水道を使うって、結構勇気入りますし、それが新築だったら気分悪いですからね。一度気にしだしたらもうダメかもしれない。
私は長年こちらのお店でお米購入しています。
九州産のランキング受賞米が購入できるんですが、株主優待で貰うお米より断然美味しいです。コメ不足の時でさえ混ぜ物なしの100%魚沼産コシヒカリで育った私ですけど、個人的には、それよりも美味しいと思ってます。
※約25年前に日本全体でコメ不足になった時期があり、タイ米だか海外米を混ぜて(通称:ブレンド米)販売されていた時代があるんです。純粋な100%国産米が手に入らない時代。
人それぞれ「それは気にするのに、これは気にしないのかい!」と感じることってあると思うんですけど、すべてを完璧に把握することは無理なので、個々に落としどころを見つけているんだと思いますね。
とりあえず、測定値となる除染袋数が減ってきているので安心しました。
ただし、このペースでは数十年掛かりそう!
生きているうちに元通りの田畑、見られるといいな。