ブログを運営していると様々な仕事の依頼が、国籍問わず来るのですけど、だからこそ日本企業の決裁の遅さが引き立つ。
「まずは、契約書を交わしてだね」
「一度、来社してもらって」
リモートワークする時代に、いちいち直に会う必要ありますか?
そんなことしてたら、地球の裏側の人達と新しい仕事なんてできないよね?と思うわけですけど、ここにブロガーになって直面した日本企業の決裁の遅さについて語ってみることにします。
ブロガーになって直面した、日本企業の決裁の遅さ
ありがたいことに定期的に日本企業以外からも外資系企業から案件依頼が来ているのですが、話がとてもスピーディー。
日本「マージンが何%で、5件毎にプラスいくら」
海外「全部やる、他に何欲しい?」
だから、ブロガーは海外製品の商品レビューをすることが多い。
「報酬は50万円だけど、スケジュール合わせて顔合わせて契約書交わしてあれこれして」
一般的な金銭感覚で考えれば、報酬50万円ということは結構ボリューミーな仕事をさせられるのかな?という不安もある。
「報酬は5万円だけど、内容は任せる。頼んだよ」
これが海外からくる案件なのだ。
だから、人件費が安い中国家電製品がここ数年伸びている。
それは、日本人のブロガーが至る所で紹介しているから。
今やガジェットコンテンツ(スマホ・カメラ)は中華製が人気だし、スペックも優れている。
消費意欲が冷え切っている日本でも、低価格+高スペックな商品はさすがに需要がある。
日本企業の意思決定の遅さは、世界と比較すると致命的だとブロガーをしている私でさえその奇妙なしきたりに直面しています。
「商品開発したいけど、金は出したくない」と言っている会社ぐらい、おかしな話だよ。
得てしてなるようになった、ということだね。
日本は契約書祭り(笑)
二言目には、契約書を交わそうと言ってくる(笑)
どうせ保身のための内容になっているんだろうが、と思いながらも、そんな話が出たら理由付けて断るのが私。
個人で仕事している最大メリットは、取引先を取捨選択できることに尽きます。
相手が、大手有名企業だろうか零細だろうが仕事を選り好むことができる。
しかも、私は仕事を遊びの一環と思っている節があるから、外資系企業と交渉する際、遊び感覚で交渉している。
遊びというと語弊があるのだけど、如何に良質な回答を得られるかを楽しみながら交渉している^^
大阪のおばちゃんで言う「もう一声」という感じかな(笑)
その経験が皆無だから、やりすぎて交渉に難儀しているのだけど(笑)
でも、その交渉術の経験値を貯めて実績を作りたい。
それが、今後のブロガー人生に必要な交渉スキルだと思っているから。
商品レビューをしていることがあったら「交渉うまくいったんだな」と思ってくれたら良い(笑)
ただ、私にもポリシーがあるから「欲しくもない物」を紹介することはないけどね。
「軽いモバイルバッテリーが登場する度に買い直す」
1個あれば充分だよね、と思う。
日本企業は、有名人に案件を振って無名な人には外資系企業からお誘いがくる。
無名な人が有名になった時、今までお世話になっていた会社を裏切るかといったらそうではないと思っていて、それまで飯のタネをくれていた企業を蔑ろにすることはできないよね。
たまに、有名企業が大リストラして外資系企業へ人材が流れて技術が盗まれて「売国奴」と騒がれるのだけど、無価値と言うレッテルを貼って見る目がなかったのにそれはないと思う。
社員は駒なのだから、駒がどこで働こうが自由だし雇用継続できなかった役員やお偉い方の責任なのだ。
だから、ぽっと出ブロガーが外資系企業の案件をやって中堅ブロガーに成長した時、外資系から見たら撒いた種が花開いて利益がドッカンドッカンなるのかもしれない。
まぁ、マーケティングがうまいという話だ。
日本企業は、人材もそうなのだけどコンテンツを育てるのが下手だと感じた、そんなお話です。
当サイトは、着実に月間30万・50万PVの階段を登っていく訳ですけど、今のうちにお声掛けお待ちしております。
私は日本男児なので日本企業を応援していますが、海外企業からのプッシュの方が圧倒的に多いのが現状ですし、良くしてくれる企業と付き合いたいのが正常な判断だと思ってます。