実は、金持ちになっても幸せに感じられない人間もいます。
私も20代の頃は「貯金1000万円あれば、人生違うんだろうな生活に余裕が出るんだろうな」と思っていましたが、30代の今は「1億ないと」と思ってますし消費が増えただけです。
新入社員の頃より5倍広い賃貸に今は住んでいますが、物で溢れもっと広い部屋に引っ越そうとさえ思っています。
完全に消費サイクルから抜け出せなくなってしまったのです。
そこで、最近生き方について考える時間が増えました。
私の人生の転換期を聞いてください。
お金は幸せに直結しないことを感じつつある
40歳近い私は、忙しなく働いているのもあり世間と比較すると稼いでいる方です。
働く時間を増やせば収入が増えるのは当たり前の、地に足つけた作業が功を奏しているだけです。
稼いで家具家電を買い、消耗したら買い直す。
自分流の部屋デザインを施し、どこかで見たような部屋をマネて作り上げてます。
これらの消費物は50年もすれば壊れるか老朽化で買い替え、何も残らないものに消費しているだけ。
良い部屋良いモノ手に入れても、上には上がいて劣等感を感じる時もある。
私のお金持ちの定義は、金銭的余裕ではなく時間的余裕に重きを置いているから、1億2億稼いでもゴールが違う。
仮に定めるならば、私の金銭的ゴールは1億2億程度ではなく10億以上だから、難易度が上がり人生の歩み方を考え直している今日この頃です。
ゴールの金額を稼げないなら、仕事人生を送る意味がないのです。
消費サイクルから抜け出すか否か
1度しか着なかった服、冬しか使わないヒーター、滞在時間が短いダイニングテーブル。
座らない椅子に、ガラクタの玩具。
スペースを占領するし、ブランド料が加算された高額な意味のない玩具。
よくよく考えたら、せっかくの広い部屋をモノで埋め尽くして窮屈にしている。
皆も似たような服クローゼットにたくさんないですか?
指輪や時計も気に入ったモノ、1個だけで充分なんだと思います。
お金を使いたくないわけじゃありません。
価値があると思えなくなってきたから、買いたくないのです。
「幸せになるために仕事しているんですが、仕事楽しく働けてますか?」
世の中のSNSの声に耳を傾けると、そうは見えませんね。
「承認欲求」「幸福感を探す旅」それらのために、多くのお金を散財しているのです。
結局のところ、その先に幸せはありません。
向かっている方向が全く見当違いなんですから。
最新トレンドは、ニセモノ
「新しいiphoneが発売された!」
即購入して「うわーすげー」、その幸せはニセモノです。
数か月後には飽き、新しい高スペックのスマホ情報が気になる。
「流行のファッション着ている人がいる!いいな~」
その人の人となりが、それでわかるのでしょうか?
「食べている時が幸せ」
ニセモノだから効果が短く、食べ続けていないといけない。
人それぞれお金の使い道も感じ方も違いますから、心に響かない人がいるのもわかっています。
ただ、私はある程度お金が貯まってきて、この道に幸せはないなと気付きつつあります。
この考え方が「ミニマリスト」に当てはまるようなのですが、そのことについて昔記事にしたことがあり、その時は「経験を捨てている」と否定してしまったのですが、謝ります。
人には無限大の可能性があるのもわかっていますが、お金に対してそもそもの捉え方が違うのです。
IT技術の進化って意味あるの?
ITに携わっている自分が言うのもなんですが、IT技術進化させる意味ってあるんですか?
頑張って文明を発展させていますけど、その流れに乗りたくない人はどうすればいいんですか?
文明の発展により、安全性の高い作物・長寿・ウイルス免疫というメリットがありますが、公害・汚染・人口増加・二酸化炭素増加、地球が悲鳴を上げています。
ほとんどの人がスマホに囚われて、電車でも職場でも自宅でもスマホチェックに余念がありません。
SNSをチェックし、それでストレスを感じる。
「本当に必要なモノといらないモノ、取捨選択をする必要が出てきたかな」
というのが、最近よく考えていることです。
時間やモノに対する消費概念をこれからの人生のためにしっかり時間を割いて結論付けないと、いつまでも消費する人生から脱却できないという結論だけは出ています。
皆のためというよりかは、読み返せるよう自分のために記事を書きました。
皆も終わりの見えないニセモノの幸せを求めず、人生の歩み方に目を向けてみてください。
自分で考え答えを見つけ、目標ある人生の先に幸せがあるんじゃないかな。