先日、キッザニア東京へ行ってきました。
その中で体験できるスポンサーSEIKOのパビリオンで貰った記念品が、ちょっと気になったので皆に伝えなくてはという使命感から記事にしています。
記念品の説明書
SEIKOのパビリオンでは、ダンスのレッスンを受け衣装に着替え、時計台でパフォーマンスを披露する。
それがお仕事なわけですね。
時計台でダンスを披露
無事終わると、お給料と認定カードと記念品が貰えます。
記念品は、厚紙で作る時計でした。
記念品
厚紙の長針・短針をクルクル時刻に合わせて、時間を学べるというもの。
これ見てください。
SEIKOの記念品は、タイムスケジュールがエグい
説明書にある例題が、エグい。
どんだけ勉強させるんですか(笑)
風呂入る時間ないじゃんという細かいことはさておき、教育社会を考えさせられる内容です。
時間ではなくタスクで物事を考えるべきだし、弁護士も食えない時代なのですが、今回の論点はそこではありません。
動物を狩り、小枝を集め火を付け、捌いた肉を焼く。
生き物に感謝し無駄な狩りはせず、その日を生きる民族と
実用性のない知識を多く学び、大人になっても別なスキルが必要とされる社会を手探りで生きる現代人。
生れた瞬間に既に職業が決められていたとしたら、どれだけ無駄な時間を省けるのか。
適正があっても要領が悪ければ食えないし、好きでも苦手ならいばらの道。
人は何にでもなれる可能性があるけど、ほとんどの人はなれません。
なぜだと思いますか?
10代で得たスキルと社会で必要な実務スキルが異なるからです。
興味深い話だと思いません?
SEIKOのタイムスケジュールを見て、人生を考えさせられました。
キッザニア東京は、めちゃ楽しい場所
だからと言って、キッザニアを否定することにはなりません。
「その例題どうなの?」
と感じただけで、キッザニアそのものは
幼いうちに社会を体験できる貴重な場所ですし、子供だからこそ大人が丁寧に接してくれるというメリットもあります。
ポジティブな世界で生きるのはメンタルに良い影響を与えますし、目標を持って生きるのは人生に励みが出る。
大人になってしまうと人生を後悔している暇がないので、常に先だけを見て行動する日々を送ることになりますが、人生10年も生きていない少年少女には過去も未来も良いものにしてほしいもの。
東京ディズニーランドへ行くと1日中園内を歩き回りヘトヘトで軽食も高くつくし、提携ホテルで泊まらないといけないんですが、キッザニアだと親は見守っているだけで移動距離も狭いし、ほぼお遊戯会を見ているような感じで1日過ごせるのでかなり楽なのです。
キッザニアの社員もパフォーマーですし、子供達も演者になる。
もしかすると、一番楽しいのは親達なのかもしれません^^