確定申告時期は、2月16日～3月15日と決まっています。
その期間中に前年度の売上・経費などを集計した書類を提出する義務があるわけですが、提出してすぐ3月15日までに所得税を納めなくてはいけません。
この所得税は、すぐ払った方がいいのかどうかについて書いてみたいと思います。
所得税の納付期限は3月15日
所得税だけ納付期限がめっちゃ早いわけですが、確定申告をした人ならわかると思いますが、確定申告書類を提出した日にそのまま納付できたりもします。
税務署も地区によりますが、確定申告書類を受付に提出し納付書を貰って他の階に行って支払ってしまうことができます。所得税の支払いは、銀行でもできるようですが私はいつも税務署で支払ってしまいます。それは、楽だから。
確定申告時期は税務署が混んでいると言われていますけど、確定申告による質問コーナーが混んでいるだけで受付はスッと入ってパッと渡して判子押してもらってすぐ終わります。
所得税をすぐ払うか期限ギリギリに払うか
ギリギリに払った方が「賢い」です。
ギリギリまで手元に資金を置いておける期間が長ければ長いほど、その支払う予定の資金を使って資金運用ができるため、お得で賢いと考えています。
個人事業主の初心者に多いと思われるのが、売上をそのまま銀行に貯め続け確定申告時期にそっから税金を払う。ということをしている人が多いんじゃないかなと考えています。
それだといつまで経っても自分が歯車となって働かなくてはいけないので、そこから少しでも脱却するためには売上を運用して少しでも増やしておく行動をしておかないと、損してしまいます。銀行に預けっぱなしの売上金額というのは非常にもったいない資金だと思います。
所得税の支払日を遅らせる方法
所得税の納税日は通常3月15日までなのですが、振替納税に限り遅らせることが可能です。
振替納税とは、所得税や消費税を口座振替で支払う方法で、約1か月ほど遅らせることができます。（引き落とし時期は、4月中旬頃）
延納とは違い利子などは発生しません。
個人的にキャッシュアウトは遅らせた方が何かと都合がいいと思います。
個人的まとめ
浮いた資金を作らず、きちんと資金使途を決めておくことをおススメします。
私は今でこそこのような考え方をしていますが、最初の頃は稼ぐことだけで精一杯でしたしとりあえず稼ぐことだけしか考えていなかったので、売上から経費を払うので基本寝かせておくのが当たり前と思ってましたが、そうではないと今なら言えます。
1人馬力でも収入を上げていきたいのならば、そこから脱却するためにも上記のような考え方を取り入れてみるといいと思います。経費があまりでない業種の人ほど取り入れることをおススメします。
疑似資産運用の記事も書いているので見てみてください。
