「金持ち父さん貧乏父さん」は、世界109か国で読まれている売上部数3000万部以上のベストセラー本なんですが、皆さん1冊ぐらい読んだことありますか?
私は、この本を気に入っていてシリーズ含め全冊読みました。
金持ち父さんの著者ロバート・キヨサキ氏に対して色々言われていることもありますが、それも含めて私が学び取ったことを書いてみます。
金持ち父さん全シリーズで言えることは、お金に働いて貰うという考え
日本のような大手企業に入って会社員として定年まで働き続けるのが最高に良い人生、だと教えられる教育ではあまりピンとこないかもしれませんが、金持ち父さんでは、古い時代から会社の看板で仕事せず自分のスキルを磨け・気付けという教えでした。
どんなに借金しようと「月々の返済額より利益の方が上まっているならOK」ということも言っています。
この点に関して、私もリスクが少ないのであれば同じような意見です。
自分の時間的余裕を作り出してくれる借金というのは、善だと思います。
早い段階で、
- 起業⇒不動産⇒所有権全般
へと、リスクが少ない資産投資へシフトすることも推奨しています。
※所有権とは、採掘権やトレジャーハンター(サルベージ)などです。
日常生活とは、かけ離れた内容ではあるにしろ「へーそんなやり方もあるんだ」と読んでいて面白い本。
私がこの本を読んだのは事業主になってからですが、この「お金に働いて貰う」という考え方に共感し事業変更しています。
フリーランサーは、基本1人馬力で働くので収入が頭打ちになってしまうんですが、「これでは会社員と変わらない」と思い決断し全く関係のない事業に変更しています。
その甲斐あって、今はスケジュールに追われる生活とは無縁です。
それまでの事業は元々エンジニアでしたので察してください。
人生はモノポリー
ロバート・キヨサキ氏がボードゲーム「キャッシュフロー 101」を販売していますが、日本で言うモノポリーです。
遊び方は、土地を買ってそのマスに止まった人から賃料を支払ってもらい、収益を貯め更なる土地を買い増すというゲームなんですが、子供はモノポリーよりも人生ゲームの方が好きかもしれないですね。
モノポリーは、大人色が強いですからね。
そして、ロバート・キヨサキ氏は「人生はモノポリー」と言っており、早い段階からラットレースから抜け出すことが大事。
つまりは、自分が働き続けるのをやめてもお金が入ってくる仕組みを作りなさいと言っているんですが、方法は人それぞれです。
この時、あなたが会社員であれば社会的信用力は高いので、やろうと思えば大抵のことは借金してできます。
いかに経営者>自営業>会社員が有利か書いてある
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」では、お金を貯めるには経営者になって会社に個人資産を守ってもらうべきということが、詳細とともに記載されています。
金持ち父さんのシリーズ本の良いところは、図式と一緒に解説してあるのでわかりやすい点。
多くは触れませんが「自分の子供が定年まで働く人生を歩ませたくないと思ったら読むべき1冊」だと思います。ノンフィクションなのでためになる。
私は、子供が生まれてから金持ち父さんの子供はみんな天才 ― 親だからできるお金の教育を読みましたけど、おススメしますよ。頭でっかちな教育をしたくなかったので読みました。
シリーズに渡って色々なキーワードが散らばっているので、結び付けていくと「あの時のことがこれか」と思うような時もあります。
ロバート・キヨサキ氏が破産したと報じられているけども
詳細を調べていないのでわかりませんが、あれだけの富を築いているのですから世界1位2位争うプロフェッショナルのアドバイザーが付いているので問題ないと思われます。
なぜなら、ずっと幼少の頃から金持ちになるために側で学んでいた金持ち父さん(親友マイクの父)と知り合いなのですから、学んだのは、お金以外にも人脈もあるでしょう。
完全な個人的見解ですけど、アメリカの制度を知りませんけど、小規模企業共済のように破産手続きをしても差押禁止債権で守られる資産形成をしていると思います。
なぜそう思うのかですが、本の中で個人資産は会社に守ってもらえと書かれているから。
必ず合法の安全資産確立は行っていると考えます。
日本ではマルチ商法と言われていて残念
出る杭は打つ・足を引っ張るのが大好きなのが日本人だと思ってますが、この件に対してもそう思います。
きっと文字通り読んだままで、深く落とし込んで理解していないんじゃないかな。
自分の中で「あの場合は?この場合は?」と考え着地点まで考える癖をつけ、そうした上で読むのが重要だと思いますね。
上記に書いた内容だけでも、学ぶべき点はあったのではないでしょうか?
私は事業主となってから資産形成の仕方をかなり勉強しました。
それは会社員の頃と違って、将来が不確定だからです。
小規模企業共済は、破産手続きをしても差押禁止債権で守られるというのは知ってましたか?
私は事業主になって初めて知りました。
難癖つけるよりも「良いところ」を見つけてあげる癖をつけた方が、人生楽しいと思います。
「これはね、違うんだよ」「この本読んでもうぷんぷんまるさ~」とか聞かされる方も勘弁してほしいし、一緒にいてつまらないですからね。
他人と比較してばかりではなく、学ぶ姿勢が大事です。
最初からファイティングポーズだと色々損してしまいますから。
実際に生活の中に取り入れてみた
本を読んだ。学びました。で、終わりではなく実際に実践しています。
それは、先程少し書きましたけど事業変更です。
私は、この本を読むまでガリガリ仕事していたんですが、正直収入は会社員の頃とそう変わりませんでした。ただ、勤務時間は会社員の頃の半分以下ではありましたけど。
事業変更は、金持ち父さんから学んだように自分でなくても仕事が回る業種にしました。
ここでは何とか伏せさせてもらいます、すいません。
その他、株式投資にも取り組み運用益と株主優待を得ています。
私は、減らさない投資を一番大事にしています。
それは、あくまでなくても困らない利益と考えていて運用益に依存した生活を送っているわけではないからです。
もっと言えば、ふるさと納税もやってますが、これは収入というよりもデメリットがない節税のためですかね。
個人的まとめ
金持ち父さんを読んだのはかなり昔なんですけど、実際に読んで自分なりの方法で実践して事業や生活に取り入れた結果、お金というのは確実に増えています。
この本を読んでいなければ、2013年のような上げ相場で株取引をするという考えもなかったかもしれません。
タラレバですが、やったからこそ増えていますし、今日までこのような生活を送れています。
この記事を書いているのも平日昼間だったりします。
金持ち父さんのように不動産投資はまだしていませんが、したいとは思っています。
不動産投資始めた記事はこちら
ただ、今は価格高騰でもあり初心者なので最初はリスクが低い激甘物件から始めたいと考えているので待ちの状態であり、焦ってやる予定はありません。
なぜなら投資先は他にもあるからです。
日本だけではなく世界で売れている本だということを念頭において、一度読んでみてください。普通に面白いですよ^^