投資家の絶対数を考えずに語ってみます。
まず、「不動産投資・株式投資は損するだけ」と言われていますが、その通りだと思います。
何も知識がない状態で稼げるほど簡単な世界ではありませんし、逆に「損するだけ」と言われているような世界に無知で戦いを挑むほど馬鹿なことはありません。
勝てないから投資家が増えないとは考えておらず、毎年辞める人がいれば始める人もいます。辞めた人も資金が貯まればまた再開する人もいます。それだけ中毒性もあるのですが、では、なぜ投資家が増えないのか?
それは、、、
教えてくれる場所がないから
本当は証券会社がカリキュラムを組んでセミナーをバンバンやって投資家を育成していけばいいんです。投資家が育てば証券会社側にとってもリターンが得られます。win-winの関係です。
今でこそたまに証券会社がセミナーを開いていますが、講師はアナリストで言い方は悪いですがセミナーで食べているようなタイプであり、株収入で暮らしている人ではありません。
私自身、毎日トレードしていますが分析結果による成績と実際の成績とでは乖離が生じています。そのような説明もないでしょう。
また、「ゴールデンクロスになったら買いだ」というようなセミナーがあるのだとしたら、何を言っているんだと感じます。株初心者を集めてそのような説明をしてしまっては「ゴールデンクロスになったらとりあえず買いなんだな」と考えてしまいます。
株で食っている人からすれば、1つの言葉から色々な憶測を考えられますが、初心者を集めて語るのであれば、かみ砕いて補足して補足して損しないように色々語らなくてはいけないと、私は思います。
正解があるようでないのが投資
「A銘柄ではうまく利確できたのにB銘柄では損しちゃった」
あなたが100戦練磨のトレーダーを目指しているとしたら、投資家には向かないかもしれません。無理な話ではないのでしょうが、最大リターンを得ようと思えば負けありきでガンガン回転していくのがいいわけです。
私の投資に対する考え方は一般の方とは違うと思っていて、ピンポイントで取りに行くのではなくガンガン回転させて稼いでいるスタイルです。上げ相場でもない限り大きく勝つこともないですが大きく負けることもなくコンスタントに取れます。
指示待ち要員には厳しい世界
「これを勉強したら、次はあれを勉強する」
「順序良く並んでいないと意味がくみ取れない」
どうしても投資全般を学んでいるとスポット毎に理解が深まります。すると
「この間学んだことに繋がる」
「あの時のことは、こういう事だったのか」
と思い返し自分の中で確信に変わる瞬間というのがあります。そのような、以前学んだ記憶を繋ぎ合わせたり更新することができないと難しいとも思ってます。
そして、投資の世界では誰かが手取り足取り教えてくれる場所、というのは存在しません。
自分で調べ研究し立証していかなければいけなので、孤独な研究者となりますが、自ら課題を課して作業ができないと難しいのだとも感じます。
ハードルが高いのが原因
投資に関する講義もなければ、誰も教えてくれない。セミナーもあれど何か根本的に違う。
しかも、正解か不正解かわからないことを手探りで調べて行かないといけない。
パッと私が見ても「ハードル高いなぁ」と感じます。
私は、10年以上前からずっと投資家として生活していきたかったので、仮に今無知となってしまったとしてもう1度勉強するか?と聞かれればやりますが、正直「やだなぁ」とは思います。それだけ投資に関する勉強で苦労もしました。
そのような経験から見てもハードルは高いと感じざるをえません。
ただ、投資をやろうと思っている人に「辞めた方がいいよ」とは言いません。やるべきだよとも言いませんが、辞めた方がいいよとも言いません。
やはり、壁の向こうにはそれなりのリターンがある世界ですので、やろうと思っている人にはそこに行き着くまで屈せず頑張ってほしいとは思ってます。
個人的まとめ
やはり好きなことというのは、スラスラ書けます^^
投資の勉強についてですが、私は継続的に勉強するのが嫌いな性格なので半年・1年で結果を出すと決めたらガムシャラにやるタイプです。大学受験で1年間勉強漬けの日々を送るような感じですかね。
いつか投資家として生活していけるためのカリキュラムみたいなのが、利用できる世の中になれば嬉しいですが、たぶんそのような世界はこないんじゃないかな~と思います。
「富裕層はファンドに預けて運用してもらう」
この関係はなくならないと思いますし、個人で正確に運用できるようになったらファンドの旨味が減ってしまいますからね。
やはり上に行くには自分自身が賢くなるしか道はないんだなと強く思います。