開業2年目なだけで自営業歴はもっと長いのですが、今年不動産を購入するためにわざわざ去年開業届をだしました。
私の中で、事前に2016年に購入すると決めていたんですよね。
そのため、私の中の物件購入までの道筋を確実にするために開業届を出しました。ちなみに、不動産を購入するためだけに出しているので、仕事には全く不必要だったりします。
結果的に予定通り事が運んでホッとしています^^
では、なぜ開業届が必要だったのか書いていきます。
開業届あるのとないのとでは信用性が違う
銀行から住宅ローンの融資を得るために大切なことは「いくら収入があるのか?」ですが、あなたのやっている事業の信用性を上げるためにも開業届を出しておくといいです。
この点について詳しく説明する必要はないと思っていて、
「開業届あるのとないのとでは、どちらがいいですか?」
と聞かれればあった方がいいはずです。
私は、少しでもローン審査の確実性を高めるために開業届を出しました^^
ちなみに開業した日は、開業届を提出した日よりも前にしても大丈夫です。
例:現在2016年1月1日とした場合
2015年12月1日に開業しました、としても問題ないのです。
住宅ローンの審査を通過させるには、税金を支払っていることが前提
「開業届出しておけばいいのか~」
「収入をちょっと多く見積もっても大丈夫っしょ」
と考えているのなら、それは浅はかというものです。
と言うのも、過去数年分の納税証明書を提出するので、あなたがいくら確定申告書類のコピーを模造しようと納税証明書でバレてしまいます。
納税証明書って知ってますか?コピーするとコピータグが印刷されてしまうので、偽造が利かない書類です。また、いくら所得税を納めたかというのが確認できる書類でもあります。
ここで所得税を納めていないということになると話にならないと思います。
前年度は我慢して、税金を払った方が良い
2017年度中に不動産を購入しようと思っているのなら、2016年度は経費削減して税金を多めに支払った方が良いです。
脱税はいけませんが、必要以上に税金を納める分には何も言われません。
会社員であれば必要以上に残業して稼いだり、週末副業して年収を上げておくといいでしょう!
どれだけ税金を納めたかで、融資額も違いますしローンの通り方も違います。
私の場合を書いておきますと、2016年に購入すると2015年段階で考えていたので設備投資をしていません。つまりは本来なら経費で所得を抑えるところを所得金額を多めに残し、言い方は悪いですが無駄な税金を支払いました。
結果、2016年に予定通り不動産を購入できたのでいいですが、これが審査に通らなかったら無駄な税金を払ったということで精神的ダメージがでかかったと思いますね。
イオン銀行でローンを組んだ詳細をこちらで書いています
事前審査をしておくと話が早い
あっちこっち審査に行くのは時間がもったいないので、一括審査見積りしてしまうと楽です。
銀行により金利内容が違いますが、とりあえずどの程度のローンになりそうか確かな金額を知っておいた方が損しないと思います。
どこでローンを組むのが一番お得かと言ったら「優良住宅ローン」です。私は、不動産屋が提携していなかったのでイオン銀行にしましたが、もしあなたが各ローン会社に足を運んで個人で借入してしまおうと考えているのであれば、優良住宅ローンが一番オススメです。
「新規お借入業界内最安金利」「お借換え業界内最安金利」なので優良住宅ローンは良いと思いますね。
ダメ押しは、会社員時代の給料明細を提出
私はかなり昔に会社員を辞めているんですが、ダメ押しをしておきたかったので会社員時代の給料明細(月収)を提出しました。
これに効果あるのかどうかは実際のところわかりませんが、結果的に私はローン審査に通っています。
この方法について、私はこのように考えています。
会社員時代結構稼いでいての、今現在の自営業としての稼ぎがイコールまたはそれ以上なのであれば、その人の収入に対する信用性というのは上がる、と考えます。
給料明細には、役職手当や部下手当なんかも記載されていたので、今回の不動産契約では好都合でした^^給料明細から会社でどの位置にいたか、ある程度確認できますからね。
また、会社員の頃と開業届の業務内容を一緒にしておいたのも功を奏したと思っています。
そこまで考えて私は開業届を出しておきました^^
ただ、嘘はいけませんよ。
廃業届も簡単に出せる
「開業届を出すことによってデメリットはあるのか?」
と聞かれても、ないと思います。
開業届という書類1枚を税務署に提出すれば、それで好きな屋号名を使えるってだけで面倒なこともありません。
また、いつでも簡単に廃業もできます。
開業も廃業も自由なので時期を操作すれば節税もできますね。
この辺りについては、ファイナンシャルプランナーに聞いて貰った方が確実だと思います。
ただ、それもクリアな節税方法しか指南しない税理士がいるのと同じように、クリアな方法しか教えてくれないのだとしたら、節税方法は期待できないかもしれませんが。
とりあえず「方法としてあるよ」と教えてくれる人もいれば、教えてもくれない人もいますからね。最終的に決定を下すのはあなたですけどね。
個人的まとめ
少しでも住宅ローンの審査を通過させる確立を上げたいのならば、前年度に色々と対策を取っておく必要があります。
個人的には、どんな物件を購入しても稼いで支払っていかないといけないので、一般的な物件価格であれば審査って必要ないんじゃないかな~と思いますけど、世の中いろんな人がいますので、とりあえずふるいにかけてるんだと思います。
来年住宅ローンを組みたいと思っているのであれば、色々なダメ押し要素を準備しておくといいと思いますよ^^
住宅ローンが通るか心配な人は、一括審査申込サービスを利用すると楽です。
今の時代共働きが一般化してますので、夫婦でローンを組めば普通に通るとは思います。夫婦でローンを組むことに抵抗があるのであれば、それはいらぬ心配だと思います。それについては、下記リンク先でちょっと説明してますので読んでみてください。
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