自営業者になる理由って
「人にこき使われたくない」
「人間関係が嫌」
「やりたい仕事しかしたくない」
「会社が嫌い」
だいたいの人が、この手に当てはまるかと思います。
「もっと稼ぎたいんだ」
と思って起業する人は少ないんじゃないでしょうか?
起業せずにはいられない状況というのもあるかもしれませんね。
今回は、せっかく自営業を始めたのに会社の言いなりになっている人に読んでほしいと思います。
自営業を始めたのに仕事を貰っている不思議
個人的には、せっかく自分で好きな仕事ができる環境に身を置いたのに、わざわざ仕事を貰う状況にするのはナンセンスだと感じます。
結局、仕事を貰うという事は「契約会社=クライアント」であり、場合によっては
「この仕事したい人は他にもいるんだよ」
と言われかねない関係性であり、対等ではないということです。
私は自営業歴がそれなりにありますので、過去に似たような経験があります。
「今おたくではいくらの契約だけど、他所ではいくらなんだよね」
「だから、おたくも次期から同じで良いよね」
みたいな話になった過去があります。
そもそも私は誠実な対応をしていれば、いつか返ってくるという考えで仕事に取り組んでいるんですけど、それを逆手に取られてしまい、本望ではなかったですけど契約を打ち切ったことがあります。
そのような経験もあり、自分が親会社になるビジネスに変更しています。
世の中どこにでも嫌な奴というのは点在している、というのを知った瞬間でもありますwww
契約は自営業者側からでも打ち切れる
会社と請負契約を結んでも、更新の時期であれば自営業者側から打ち切ることもできます。
業種にもよるでしょうけど、案件単位で報酬を貰うこともあれば、月単位で定額報酬を貰うこともあります。
経験上、単発単位で貰うのがオススメです。仕事の都度報酬を貰う方ですね。
これには色々な理由があるんですけど、単発の方が仕事のボリュームも少ないし尚且つ契約会社が倒産しても痛手が少なくて済むメリットがあります。
「そんなに倒産しないでしょ?」
と思うかもしれませんが、結構ありますよ。
自営業って自分の生活だけなので何とかなりますけど、法人になると従業員を抱えていることの方が多いので、仕事がなくなると倒産するときはあっという間です。
個人事業主は誰にも守られてない分、稼いでナンボなのでリスク管理はしっかりしておかないといけません。
どうしても企業と契約する仕事スタイルなのであれば、複数企業と契約を交わした方が良いです。
大手であればあるほど切られる可能性も高いですし、中小企業なら倒産するリスクがあるので、絶対数で考え多くの会社から仕事を貰っていた方が、最悪のケースは免れます。
▼ここで私の知っている実例を書いておきますが、大手から長期に渡り仕事を貰っていた人がいました。
数年に渡り仕事を貰っていたので、それがずっと続くと思っていましたし考えたこともありませんでした。
大手の仕事だけで手いっぱいでしたし、収入も十分でした。
でも契約終了は突然とやってきて、いきなり仕事がなくなってしまいました。
それまで複数社から仕事を貰っていなかったので100→0になってしまったのです。
これを身近な体験談として聞いていて、自分に置き換えたらヒヤッとしてしまった経験からどうしても会社と契約しなくてはいけない仕事なのだとしたら、1社からドカンと貰うよりも複数社に分散することを強くオススメします!
自営業は、誰にも縛られず好きなことで生きていくチャンス
自営業になったのに仕事を貰って稼いでいくのは、何か違うような気がします。
それだと結局、会社員時代の御用聞きビジネスをやっているのと変わらないのです。
それだったら会社に籍を置いていた方が、役職に就いていればまごまごした仕事を処理しなくていいので楽だと思いますね。
そうではなく「好きなことで」「自分の裁量で」「金額を設定して」「好きな時に仕事して」生活していくチャンスがあるのだから、有効活用した方が良いでしょう!
いつまでも受託側でいても会社員時代と変わらないのですから。
「得意で好きなことで稼いでいく」
▼例えば、プログラマーであればPHP・Perlが得意だ
でも、Excelが好きなんだよね~
Excelでビジネス提供していけばいいのです。
「今更エクセルwww」
と思うかもしれませんが、IT企業でもない老舗企業なんて未だにExcelが現役だったりします。
ちょっとマクロで一連処理をしてあげるだけでめっちゃ喜んでお小遣いくれます。
それを月1万円契約でちょっとした作業を請け負う定額契約20社抱えればいいんじゃないでしょうか。
私が知っている方で、企業のサーバー保守を月々いくらで請け負っている人がいます。
でも、エラーでも出ない限りは基本放置です。
HDDが壊れたら、HDD代を工賃と上乗せ請求してバックアップしたのをデータ移行します。
そのような費用を支出している企業は五万とありますし、それが自社で雇用するほどじゃないけど月数万で保守管理してもらっているという構図です。
これが得意なこと・好きなことで生きていき固定収入を生み出す方式だったりします。
ここでビジネスリスクについてちょっとした知識を書いておきますが、
▼例:エアコン設置業者を始めたい
「設置作業中、事故起こしたらどうしよう」
そのための保険というのが存在してます。
▼例:従業員を雇った
「社用車で従業員が事故起こしたらどうしよう」
そのための保険が存在します。
こちらの例の方が、身近な話でしょうかね。
意外にも他人が関わる仕事には、リスク減させる保険が存在しますので利用するのも手ですし、そのような保険が存在すると思えば一歩踏み出せる人もいるのではないでしょうか^^
私は最初の頃、御用聞きをしていたことがありますが、今は自分で生み出せる側になりましたので、あなたも先を考えてそのゴールにたどり着くにはどうしたらいいのか考えてみてください。
せっかく自営業をするのですから、自由にワガママにガツンと人生を歩んでほしいと思います!
これから自営業を考えてみたい人には、こちらの記事をオススメします