私は日頃デイトレーダーとして生活しているんですが、注文の大半はシストレ(自動売買)で済ませています。
シストレとは、自分が作成したロジックの型に嵌まった銘柄をシステムがピックアップし、自動で発注決済することです。
そのようなロジック作成ソフトが、今は巷で売られていて誰でも購入できます。
銀行にお金を預けておくよりも数百倍の年利になりますし、ファンドに預けて他人の判断に任せるよりも自分で運用した方が、リターンは大きいです。
そんなシストレについて、実例を添えて語ってみることにします。
シストレは年利50%当たり前
シストレの旨味は、10%程度のリスクで50%以上のリターンが狙えるところ。
SBI証券や楽天証券のファンド運用情報を覗いてみると、10%のリスクに対して3%のリターンなどあります。
投資とは、効率良くお金を稼ぐコンテンツであり、年利3%の安定運用をするものではないと個人的には考えています。
▼例えば、リターン3%・リスク10%のファンドに預けた
3年間で9%のリターンを得られたけど、4年目で食らったら計-1%になります。
シストレの場合、年利50%なら2年で元本回収できる。
「勝率」「1トレードの期待値」がわかれば、複利でガンガン回せば一気にお金を増やすことだって可能なのです。
期待値とは、過去データから見ると1トレード当たり何%利益になるという値のことです。
▼勝率60%、勝ちの利益2%、負けの損失2%
10回トレードすれば4%の利益が残るんですから、年間500回取引すれば年利200%です。
低い期待値なら回数で稼げばいいだけです。
「年間そんなに売買するのか?」
私個人で言えば、年間何百回と取引しますので、年間売買金額は数億円にはなります。
このような計算は、机上の空論と思われやすいところなんですが、実際はどうでしょうか?
直近3年間平均年利100%
2015年1月1日~2017年6月中旬のデータ(注:サブ的手法)
条件
- 資金200万円(レバレッジ2.5倍)
- 1トレードのコスト0.8%込
- イナゴトレード
皆さんに見せるために資金を200万円に設定しとりあえずのデータを算出しているため、手法が本来持っているステータスは発揮できていません。
元々私の資金に合わせて手法を組んであるため、本来の期待値と変わっています。
また、そこらにあった手法でありメイン利用ではないですし、10以上の手法の複合体を利用していますので、これらの成績ではありません。
コアな方のために備考を書いておきますと
- 2014年以前のデータも好調である
- 全データを出すには4時間掛かるため、出していない
- どのデータから何を読み取られるかわからないので隠したい
この年利が、私がシストレをやる意味を物語っています。
1つの手法を作るのに時間が掛かりますが、作ってしまえば自分の知識量と一緒にバージョンアップしていくだけです。
2年ほど前に、カーブフィッテングした手法を使えるようにするフィルターを見つけてから、未だにそれは使っています。2年経った今も問題なく使えているんですよ、これが。
仕事であれば、今月も来月も来年も月収に多きな差はないですが、シストレの場合、去年と今年とでは資金が違うので稼ぎが変わってきます。
「株のこと良くわからない」
私もシストレをする前は、テクニカルにはそこまで詳しくは知りませんでした。
用語や意味は知っていましたが、デイトレーダーをしていた頃は連動株を主軸にトレードしていたので、同じデイトレでも畑違いでありました。
お金にお金を稼いで貰いたいのであれば、働き続けることをやめたいのであれば、投資と向き合う必要があります。
1番の近道は、稼いでいる人に対価を払って教えて貰うのが一番だと思いますね。
ちなみに投資で生活している人と職業投資家は違います。
職業投資家とは、投資コンテンツを仕事にしている人達のことを言います。
私はたまにビットコインの記事などを書いてますが、投資は投資でもシストレの方が専門分野でしょうか^^
経験上、株の勉強はし続けるべき
私も最初から稼げたわけではないですし、10年前は普通に会社員をしていました。
5年前と今とでは、資金も財産も変わっています。
どうしても投資家になりたかったので、損をしても勉強し続けて今があります。
適正で見ればなかったと思ってます。
過去や歴史に興味がないので、何年に何が起きたというのはノートを見ないと思いだせません。ジェイコム事件で有名なBNFのように、何年のA銘柄のチャートを思い出すなんてことはできません。
それでも、圧倒的パフォーマンスを前にすれば、株の勉強はした方が良いということは、皆が感じる部分だと思いますね。
だって、皆体は1つしかないんですから。
1人を何馬力にするか方法を考えなくては、富裕層になることは難しいと思います。
▼例:副業として株で月10万円稼いでいく
投資の世界は、お金を減らすこともありますから、2個3個の副業の内の1つが株の利益だと考えるようにした方が、リスクは少ないですし富裕層に近づける確率は上がると考えています。
今回シストレだけの内容で考えれば、年中手法作りに没頭している訳ではなく、1度大規模な改修をしてしまえば半年1年そのまま運用しても問題ないので、すると時間対コスパは計り知れません。
私は、富裕層に近づくためでも今を犠牲にしたくないので、短期集中で研究して完成させて他の事に時間を割くという選択を取っています。頭をズルズル使うのは、飽きますし慢性化に繋がり、時間が勿体ないです。
仕事だけが人生ではないように、シストレだけが人生ではないのと一緒で、これはこれで利益をもたらしてくれているから、一旦終わりで次に行こうという考え方です。
デイトレードしていた頃は、パソコンに付きっきりだったんですが
「拘束時間があるって違うような?」
ずっと思っていました。
9時~15時拘束されるということは、完全に1人馬力じゃないですか。
拘束時間中は、完全に他の事に時間を割けないので、すると完全に株の収益に頼ることになる。
株の天才ならそれでいいのだと思いますけど、私がそうだとは思えないので、今はデイトレ・ビジネス・不動産から収益が上がっていて、人生におけるリスクを減らしています。
大家をしているので、このような記事も書いています
逆にこのような収益モデルを構築済みの場合、わざわざ会社員を辞める必要はないでしょう。
▼例:株で年間500万円儲かった
会社員を辞めてもっと稼ぐぞとなると、翌年は1000万円稼がないと会社員時代と同じお金を貯められませんから、それなら会社員のままでいた方がアンパイだと感じます。
もちろん資金が豊富にあれば、会社を辞めるだけの理由はありますけどね。
これからは、会社員の方も副業を迫られる時代になりますから、株の勉強をしてみるといいでしょう^^
株ノウハウ本として、私はオニールの書籍をオススメします。
こちらは、空売りの本ですが、売りポイントがわかれば逆に買わない理由にもなり、私も1冊持っています。