当サイトを始めたのは、2015年11月。
その頃、地方ブロガーやYouTuberが流行りだした頃で、尖ったキャラが目立っていました。
「タレントのようにキャラ作りして稼ぐのね」
なんて思って、最初こそ尖った人を私も演じていたんですが、今思えばそんなことは必要ありませんでした。
尖ったキャラを演じた頃に書いた記事を読んで、不快に感じた人もいるのだと思います。
その頃は、尖ればアクセスが伸びると思っていたのです。
未だに尖った頃に書いた記事に結構なアクセスがあり「不快に感じていることだろう」と思いながらも、広告収入が入ってくるため削除せずにいます。
結局のところ、ビジネスとしてサイト運営しているのですが、過度なキャラ作りは必要かどうかの是非について、今回はお話したいと思います。
尖ったキャラの着地点はどこ?
誰しも着地点は、収入を増やすこと。
そのためにキャラ作りやコンテンツ作りに試行錯誤するのですが、敢えて尖ったキャラを演じるメリットはどこにあるのでしょうか?
- アンチを増やすこと?
- 炎上商法狙っている?
行きつく先は、もしかすると犯罪に巻き込まれる可能性も無きにしも非ずです。
キャラを演じようと演じまいとSEOの大きな影響は与えませんが、暴力的な文章はGoogleに嫌われてしまうため、検索流入なしのダイレクトなアクセスが期待できるほどの強力なキャラ作りでないと意味を成さないのです。
※ダイレクトなアクセスとは、ブクマ・SNSから直接訪問しに来る人達のこと。
ビジネスを軌道に乗せるまで尖ったキャラを敢えて演じていた経営者というのは、実際にいるのですが、軌道に乗ったら素に戻り方向転換していくなんてことは、よくある話です。
まぁ本心はどうだかわかりませんが、年月と共に考え方が変わっただけかもしれませんけどね。
今はなるべくピースフルな文章を心掛けているつもりで、私的な感情は抑えて記事にしています。
「なんで、思ったことそのまま書かないの?」
それについてお答えします。
思ったことそのまま書く意味のなさ
▼例えば、沖縄旅行に行った
ズラーっと感情赴くままに文章を書き殴る。
たぶんですが、その半分はビジネス的に無駄な作業時間になります。
文章長ければ検索順位が上がるわけではなく、最初の3行で30%だかの人達が「戻るボタン」で去ってしまうのです。
仮に検索順位上位に掲載されても、誰だか知らない人の感情むき出しの記事を最後まで読みはしないでしょう。
キャラ作りが効して、そのような記事でもアクセスを集められる人は一握りです。
ちなみに当サイトは、月間20万PVですが、キャラ作り定まっていません。
仕事は違えど、皆と同じように昼間働いているし、東京では珍しくもないどこにでもいるお父さんです。
月の半分をホテルで過ごしていますが、外資系企業に勤めている方から見れば、珍しくもないのです。
ただ、そのような方がブログ運営しているか?と言ったら極少数でして、そこに需要があったのかなと思っています。
それに当サイトはキャラ作りでアクセスを集めている訳ではないですから、素&ピースフルで運営しています。
すべてを好きになってもらう必要なし
「私、誰々が好きなんだ」
ゲームオタクだというのを知って幻滅。
マイナス査定して、1つでも気に入らない部分があるとそれだけで嫌いになる方がいますが、親でも恋人でも性格不一致で難しいのですから、赤の他人に求めてはいけないのです。
あーいうとこ好きだけど、こーいうとこ嫌い。
そこがその人の個性なのですから、逆に言えばすべてを好きになってもらう必要はありません。
他人からの目線ばかりを気にしてしまうと自分らしさを失ってしまいますから、ブログ運営なんて、超コアなファン向けに書いているぐらいのつもりで作業した方が、気が楽です。
人生とは、死ぬまでの暇つぶしなのですから。
結局、金のために魂を売ろうと、金にはならないというお話でした。