私は今も昔もデイトレーダーとして稼いでいる現役トレーダーなのですが、不動産投資家へとシフトしています。
これには多くの理由があるんですが、今回は1つ1つ細かく書いておこうかなと思います。
5年後トレーダーはいなくなる
私は会社員時代、有名トレーダーからマイナーなトレーダーのブログまで読んでいました。
実家暮らしのマイナーな少額トレーダーに多かったのが、資金が底をついたので再就職しますという内容。
有名トレーダーであっても「資金がなくなったので派遣をしてまた貯めて戻ってきます」と公言している方というのもいました。
早ければ1年後遅くても5年もすればブログ更新は途絶えますし、やめたんだな~ということを察することができる終わり方だったりするんです。
トレーダーブログの実態数を知らないですけど、出ては消え出ては消えのサイクルでいつの時代もそれなりに存在しているんですが、有名トレーダーで居続ける人は極少数であり、居続ける人の努力がよくわかる世界でもあります。
2012年~2014年は、負けることが難しい相場と言われていて億り人が何人も輩出された年でもありました。
私もこの時一気に資金を肥やすことができて、今があります。
「そんな利益率FXの次元じゃん」ということが株式投資で可能な時期だったんですよね。
でも「このまま増やし続けてやるぞ」とは思えなかったんです。
皆が稼げるときに稼いでいるのは当たり前ですし、皆が稼いでいない時でも稼げるのは善しと思ってましたが、増えた資金を安定運用させるために建設的に考えることが大事だという結論に達したんです。
派生した話で「なぜ投資家が増えないのか?」という記事を過去に書いています
トレードは資金があってなんぼ
▼例:500万円の人、5000万円の人、月5%稼ぐ
- 500万円⇒25万円
- 5,000万円⇒250万円
利益25万円だと生活費で消えてしまい、稼いで消費してで増えないサイクルなんですが、250万円だと使っても増え続けるんですよね。
逆に言えば、資金が底をついてしまったら終わりでもある職業だったりします。
お金があるからできる仕事ですし、なくなったらそれまで培った知識を活かせない仕事を探さなくてはいけません。
なぜなら、培った知識を間違って解釈してしまったから資金が底をついたのだと考えると、結果が出なかった人にお金を貸してくれる人なんていないじゃないですか。
お金を借りる際は、上向き調子の時に借りた方が良いですよ!
私もいつまで成功が続くかわからない不安感はありましたし、何より毎日拘束された結果10億円貰えるより、悠々自適に暮らして3億円貰える方が人生楽しいと感じるタイプなんです。
だって、若い頃の時間は年取ってからの1000万円より価値がありますし、それはお金にしたって同じことだと思うのです。
デイトレーダーは、毎日9時~15時板に張り付くんです。
私は5時に起床しているので15時になると「もう今日終わりやないか」そんなことを感じる時もままあります。
「天気が良い日にパソコンと睨めっこして1日終わる」
勿体ないと思いません?
お金がガンガン増えていた頃は、資金が増える嬉しさでそんなこと考えもしなかったんですけど、ある目標金額まで行くとふと考えるようになってしまったんですね。
更に子供のイベントや成長も相まって今ある生活を安定させつつ自由時間を増やせる方向にシフトしていくことの重要性に気付いてしまいました。
その掘り下げた話をこちらの記事で書いています
トレードだけで生きていく危険性
先程も書きましたが、資金があるから成り立つ職業なんです。
なくなれば撤退して遅めの就職活動をしなくてはいけません。
でも、これが「トレードは1つの仕事」に過ぎず、他にも収入源があったらどうでしょうか?
あっちがダメになってもこっちがあれば生活できるじゃないですか^^
「じゃあ、どんな仕事をするか?」
いつまでも自分が動かないと収入が得られないのでは、自営業で働いている意味がありません。
「会社を作って従業員を雇って仕事するのか?」
なんて説明したら良いのかうまい言葉が見つからないのですが、私は従業員の家庭を支えられるほど立派な人間でもなければ責任も取れないのです。
そこで自分が活動しなくても収入が発生する不動産投資を始めてみることにしたんです。
これがチャンスを掴んだ後に、安定収入にシフトする安全な方法だと考えています。
トレードでずーっと生きていくのもありだと思います。
それが可能であればその方が良いのかもしれません。
ただ、いつかはその資金を子供に残す時が来るのです。
「その時に現金として残すのか?財産として残すのか?」
何にせよ、財産から収益が発生するモデルを作っておかないと、子供は消化して終わってしまいます。
そこまで考えて私は始めているのですが、結果はあと50年ぐらいしないとたぶんわからないでしょうかね^^
結局、今経営者として頑張っている人、投資家、団体、いろいろあると思いますが、それを子へ託す時、興味がないことでも難なく子へ託せる分野が託しやすいのではないかな~と思います。
未来なんてわかりませんけど、資金を財産へと変えるのは悪くない選択だと思っています。
私がこのような道へ進めたのは金持ち父さんの本のお陰です。
過去に「世界1周旅行は独身時代にやっておけ」という記事を書いたのですが、年齢が上がれば上がるほど金銭的リスクが取り辛くなるという意味では、それと通じる部分がありますので、行動は早ければ早い方がいいですよ^^