IPO(新規公開株)に申込み、抽選後「補欠当選」することがあります。
補欠当選とは文字通り、当選者が辞退すると繰上当選する可能性がある枠のこと。
しかし、当選も補欠当選も一応購入申込が必要なんです。
今回は、IPO補欠当選した後の手続き方法を書いておきます。
IPO補欠当選するまでの流れ
補欠当選するまでの流れがこちら
▼例:テノ・ホールディングス7037の場合
- 仮条件提示日:2018/12/04(火)
- ブックビル期間:2018/12/05(水) 00:00~2018/12/11(火) 08:00
- 発行価格決定日:2018/12/12(水)
- 抽選日:2018/12/12(水)
- 購入申込期間:2018/12/13(木) 19:30~2018/12/17(月) 15:00
- 上場日:2018/12/21(金)
ブックビル期間中に、購入の意思を示します。(申し込み)
抽選日に抽選結果、「当選」「補欠当選」「落選」が届きます。
抽選結果は、17:00~20:00にわかります。
IPO補欠当選すると抽選結果のお知らせメールが届く
- 落選の場合:タイトル「抽選結果のご連絡」
- 補欠当選の場合:タイトル「抽選結果のお知らせ」
のメールが届きます。
岡三オンライン証券にログインすると、真っ先に表示されます。
▼例:テノ・ホールディングス7037の場合
<抽選対象銘柄>
テノ.ホールディングス(銘柄コード:7037)
<抽選結果>
■補欠当選■
補欠当選株数:100株<入金期限>
2018年12月13日 15時まで
※当選、補欠当選株数にかかわらず、IPOの抽選申込み時点での申込株数分の買付余力が必要です。
現物買付可能額が不足している場合、当選、補欠当選された場合でも、「落選」と表示され、購入申込いただけなくなりますのでご注意ください。<購入申込期間>
2018年12月13日(木)20時 ~ 2018年12月17日(月)15時
日本株取引画面ログイン後の「取引」→「IPO/PO注文」よりお申込みください。
期間内にお申込みがなかった場合、補欠当選の権利はなくなりますのでご注意ください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
必ずお読みください
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■重要■
残高のご確認とご入金について
――――――――――――――――――――――――――――――――「発行価格×抽選申込株数」以上の現物買付可能額が必要です。
不足している場合は下記の入金期限までに入金手続きをお済ませください。入金期限:12月13日 15時まで
※ 当選、補欠当選株数にかかわらず、IPOの抽選申込み時点での申込株数分の買付余力が必要です。
※ 日計り拘束金は買付可能額から控除されます。
※ 現物買付可能額が購入に必要な金額を上回っている場合、12月13日の20時以降に、
証券総合口座ログイン後のIPO申込み画面に、「当選」もしくは「補欠当選」と
表示され、購入申込が可能となります。※ 現物買付可能額が不足している場合、当選、補欠当選された場合でも、「落選」と表示され、
購入申込いただけなくなりますのでご注意ください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本お知らせは「口座情報」→「メッセージ照会」より削除可能です。
ブックビル期間中の購入申込は、買付可能額が不足していてもOKです。
つまり、残高0円でも抽選に応募できます。
当選または補欠当選、期日以内に買付可能額を満たしていれば大丈夫です。
ただし、抽選後1日営業日以内に入金する必要があります。
ネットバンキングを利用すれば、夜間でもリアルタイムで入金することができますが、ネット証券間で資金移動予定の方は、気を付けるべき点です。
期日以内に買付可能額を満たすと、再度メールが届きます。
お客様は7037銘柄の抽選の結果、補欠当選いたしました。
補欠当選数量:100
IPO/PO銘柄一覧画面より繰上購入申込/辞退を行って下さい。
なお、繰り上げ当選された場合には、メールによるご連絡はいたしませんので、予めご了承ください。
これでようやく、補欠当選の権利を貰えたことになります。
抽選後のIPO購入申込方法
取引タブの「IPO/PO注文」カテゴリーの中に、「補欠当選」に変わっている銘柄があります。
購入申込する方も辞退する方も、ボタンをクリックして処理します。
「全数申込」「100株」を選択し、「目論見書を閲覧する」を読み、パスワード入力します。
購入申込完了。
「購入未申込⇒購入申込済」に変わります。
補欠当選は、繰上当選する可能性が限りなく低い
他証券会社含め、数回補欠当選したことがありますが、繰上当選したことはありません。
S級IPO銘柄では当然の結果ですし、C級銘柄でもどうだかと言った感じでしょう。
逆に考えれば、C級銘柄でさえ補欠当選しか回ってこない需要を考えると、大型IPO銘柄でもない限りは辞退する人はいないのだと思えます。
それでもIPO投資する理由は、限りなくゼロリスクでリターンを得られるからです。
私は、学資保険の積み立てを止めてIPO投資で積立てることにしました。
元金50万円が15年後350万円に化けるので、大学費用はこれでオールOKです。