「株主優待でクロス取引を利用していたので品渡した」
よくよく見てみると、諸経費・金利が差し引かれている!
「品渡すると手数料かからないはずでは??」
少しでも資金を増やしたいのに、意味の分からない手数料が差し引かれていたらモヤモヤしますよね。
今回は、諸経費・金利について書いてみようと思います。
品渡自体に手数料はかからない
画像:クロス取引を利用した時(カブドットコム証券)
- 銘柄コード:6750エレコム
- 株数量 :100株
この場合、諸経費・金利概算=327円かかっています。
この327円とは、品渡手数料ではありません。品渡手数料自体は0円です。
では、何の金額なんだろう?
と言われたら主に「貸株料+管理費」のことを指します。
一般信用売りを利用しているため、逆日歩は発生しません。
証券会社によりこの辺の表現方法に違いがあるんですが、カブドットコム証券の場合は、貸株料+管理費で間違いないと思ってます。
と言うのも、今回参考例として用意した上記画像は、株主優待の一般信用売りを利用したクロス取引として1カ月間ポジった場合であり、権利付最終日にポジり翌日手放した場合は、諸経費・金利概算=3円しかかかっていないためです。
327円もかかっているけど大丈夫!
私がおススメする疑似資金運用では、すでにこの手数料を加味してコスパ良い損をしない株主優待銘柄選定を行っています^^
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投資とは、表面上だけの利回りではなく、着地点まで考慮した利回りでないと損をしてしまいます。お金がお金を生むだけに、シビアになっておきましょう!
また、マイナス金利時代を生き残るために、ノーリスクの最善の投資先で運用することにより10年後資金2倍になっていると思うと、20年後30年後の「自分の老後は明るいな」と感じられるのではないでしょうか^^
品渡とは?
という方のために、こちらに品渡の詳細とやり方について書いています
個人的まとめ
株取引をしていると「この金額は何?」と思うような事というのは、たくさんあります。ただ一般的な投資家では、細かい金額まで知ろうとは思わないのではないでしょうか?
なぜなら、「勝ってさえいればどんな手数料だろうと関係ないし、知ったところで手数料の金額は変わらないから」
でも、あなたが株主優待を利用して一生疑似資金運用をしていくつもりなら、知っておいた方がいいですね。一生ずっとモヤモヤしているのも気持ち悪いですからね^^