私は自営業なのですが、人を雇用していませんし言葉通りの個人事業主です。
ですが、契約は結んでいませんが、ビジネスパートナー的方々と付き合いがあります。
ビジネスパートナーを組むにも基準があり、正論を言う人とは2度目の仕事をしないことにしています。
「なぜ、正論を言う人とは仕事しないのか?」
そんなことは、言われなくても知っているから。
そんなビジネスパートナーのあれこれについて、私の経験に基づいて話をしていきたいと思います。
正論を言わないビジネスパートナー
▼例えば、自営業なので税理士が必要なこともある
節税対策として、いくつか提案される。
- 経費
- 小規模企業共済
- 確定拠出年金
- セーフティ共済
- 生命保険
どれも当たり前過ぎて、この程度のホワイト方法しか提案してこないのであれば税理士を変更することをオススメします。
節税対策には、試合に負けて勝負に勝つ方法があり、グレーな勝負に挑み着地点となる落とし所まで考えた上での提案をしてくれる税理士こそ仕事を全うしていると、私は考えています。
安全な場所で安全な方法しか提案できないのであれば、節税のいろはなんて個人で勉強して賄える範囲です。
正直、月単位年単位でお金を支払っている訳ですから、お願いする側としては、書籍に載っているような極当たり前な方法を望んでいないのです。
ですから、正論しか言えないビジネスパートナーに旨味を感じませんし、その人でなくても構わないと言う悲しい結論となってしまうのです。
経営者となる人ほど、規則に嵌まらない相手を出し抜ける人、規格外の人こそ需要は高いです。
今回例として挙げた税理士もそうですが、税理士が主催しているセミナーに参加してみればわかりますが、グレーゾーンで戦う税理士は入り人数が多いのに対して、当たり前なことしかしない人は、ほとんど空いてます。
税理士にも後者が多いため、資格エリートになっても食えない人がいるのだと思ってます。
セミナーや交流会に行くと、雑居ビルにオフィス構えている税理士の方めっちゃ参加してますからね。グーグルマップで住所検索すれば一発でわかります。
個人的には、カテゴリーが「お金」である以上、自宅兼オフィスかそこそこの場所借りている方にお願いしたいと思うのが、正直な感想です。
何も税理士は税金関係のことだけをしてくれる訳ではなく、税理士を介して人を紹介してくれることもありますから、そういう点でも一定数顧客を抱えている事務所に頼む必要性というのはあるのです。
会社員は正論命
会社員こそ「正論言っておけばアンパイ」なのは、確かです。
何か意見を求められたら、心を無にし第3者目線で考え、どのような回答がベストか考える。
つまり、上司や同期や部下の情や視線など考慮する必要はなく、正論を言っておけばいいのです。
それが、社内での立場を良くし昇進への足掛かりとなります。
それができない会社員の方は多く、他の社員がいる手前当たり障りないことしか言えず属しているコミュニティが怖く、ビジネスライクに振る舞えない人が圧倒的に多い。
実際言える人は少数ですし、それで昇進することもありますが、同時に敵は増えます。
1つ皆さんに知っておいてほしいのは、敵を作らず登り詰めることは難しいということ。
役職を目指すと言うことは、敵を増やすということ。
自分が何もしなくとも相手が勝手に「妬み」「嫉妬」に憑りつかれているので、どうしようもないんです。
よく「上司は嫌われてナンボ」と言われてますけど、半分正解です。
会社としては売上立たないと倒産してしまうので、口を酸っぱくして納期までに仕上げる必要もあり、そんな日々が続いて嫌われるなんてザラにある話です。
私も優しくしたことがなかったかのように一部に嫌われてましたね(笑)
いやっ何をしても「上司に対する愛情が更新されない」人達が存在すると言った方が正しいですかね。マイナス点だけ加算されてプラス点はなかったことにされるみたいな(笑)
今だから言えますけど、上司は業績で給料が上がったり下がったりボーナス増減されるため、部下つまりは会社全体の頑張りが給料に直結するため、チームプレイなんです。
要は、私個人がどんなに仕事頑張っても微々たるもので部下が頑張らなくては高給にはならないという話。
ブラック企業に異議を唱える人がいますけど、ブラック企業に勤めるしかない自分の能力にも疑問を持たないといけません。
なんだかんだ思うところがあり、今は自営業として生活しています。
マネジメントより自己投資に時間を割きたかったので会社員を辞めた話はこちら
できて当たり前!それ以上に何ができるか
会社員時代は、仕事できて当たり前。
▼例えば、PGの業種に就いた
プログラム組めるのは当たり前で、それ以外に何ができるのか?
それが、役職や独立する際に求められるスキルです。
「これお願いね」
と仕事を任せられて「短期仕上げ」「クオリティ向上」「価格競争」何があなたのメリットなのか示す必要があります。
仕事はできて当たり前で、付加価値をどれだけ提示できるか。
結果として残せるかが、必要な要素となります。
当たり前なことなんですけどね。
言うまでもないと思ったんですが、確認という意味合いで書き残しておきました。
今後、あなたが何か選択を迫られた時、今回の話を思い出してみてください。