なぜ、子供に「勉強しなさい」という親が多いのか考えたことありますか?
「良い学校へ行って良い会社に入るため」
そのような教えが多い中、それは大人になり親が体験した事実でありますが、子供にとって遠い未来の話なため、やる気に繋がらないのです。
「微積が社会で役に立つのか?」
役に立つことはないでしょう。
でも、しっかり勉強してほしいと親は思っています。
なぜ、学歴が重要なのか?皆と違う視点から語ってみることにします。
学歴は、あなたの頭脳指数を測るもの
巷で言われている学歴の重要性は語らずに、極論から言ってしまえば「どれだけ興味ないことを記憶し理解できるか」を表しているのが学歴です。
専門知識が必要な研究職ではなく一般的な企業の会社員であれば、高卒でも業務遂行できます。
仕事とは、会社の意向によっては希望職に就けなかったり数年単位でジョブローテーションする可能性もあり、その時に「どれだけ興味ないことを記憶し理解できるか」の耐性を計るために学歴というのは重要なのです。
一般的に学歴は、頭が良い悪いを判断する材料となりますが、記憶力を確認するという指数的な観点で判断する時にも役立ちます。
学歴が高い人材を雇用するメリットは、
- 集中力がある
- 記憶力が高い
- 継続力がある
- 意志が固い
- やりきる力
社会に出て向上心が具えられるのも特徴です。
また、既に学歴という実績を獲得している方の話には信憑性が生まれます。
▼例:東京6大学のA君と高卒のB君がいた
どちらも継続力をアピールしてきた。
客観的に見て、A君を「優」と評価するのが一般的でしょう。
「学歴なんて必要ないもんね」
自分の人生の選択肢を豊かにしたい方は、学歴はあっても困るものではありません。
「大分県の地区予選突破しました」よりも「どこ大でました」の方が、偏差値での基準を把握できるのです。
社会の入口が広い
社会に通用するかは別として、学歴がある方が窓口が広い企業がほとんどです。
大手企業に関しては、学歴で足切りがありますので、そういう意味でもないよりはあった方が選択肢が増えますし、良い人材というのも大手に集まりやすい。
「体育会系が苦手なんだ」
「1日エアコンの効いた事務所内で仕事したい」
という方は、学歴があることにこしたことはありません。
営業職でもなければ、会社内で1日終わるなんてことはザラにあります。
学歴と収入は密接関係
大卒と高卒での括りで考えてしまえば、大卒の経営者の方が圧倒的に多いです。
だからと言った訳ではないのですが、裕福な家庭の子供とそうじゃない子供とでは、勉強時間・本を読む時間・幸福度が違うという統計データがあります。
自分で資料を探して欲しいんですが、ざっくり20%程数値が違うんです。
もちろん、時間よりも密度が重要ですが、食事量・習い事・思い出の数など総体的なステータスから比べても、違いが出てくるんじゃないでしょうか。
ですので、自分の可能性を広げるために奨学金を借りてでも大学に行く人が増えています。
家庭事情により借りなくてはいけない人も増加傾向にあります。
子供は将来を担う存在なので、無償化してでもバックアップする必要があると思っていますが、それはまだまだの話となりそうですね。
学がない人たちが増えると日本の経済は停滞し最悪低迷し、少子化も相まってとどめを刺されるんですが、今後に期待するしかありません。
金持ち父さん貧乏父さんの話はこちら
学歴は、競争社会を生き抜く事前練習
実感はないと思いますが、あなたが受かった裏には、必ず落ちた人がいます。
競争社会を生き抜いていくということはそういうことで、他者に勝つ力を養うイベントでもあります。
多くの人が、高校受験で経験したことあるんじゃないでしょうか?
合格発表掲示板を見て「番号合った!」という経験。
「努力が実った」「高揚感」を体験し、不合格だった方は「ハングリー精神」を培います。
競争社会を生き抜くことは、あなたの人生に安定をもたらします。
みんなでゴール教育では学ぶことができない、世の中の真理を体験するには大変貴重な競争であり、勝負には絶対勝つ精神もまた重要だと思うのです。
まぁ、学歴は必要ないと言っておきながら、その人に学歴があることが多いので、賢い人の言葉に惑わされないようにしてほしいと思います。除籍申請までしたら、話半分で聞いてもいいでしょうね^^
あなたが凡人であればあるほど、学歴はあった方がいいでしょう。
奇才であれば学歴なんて要りませんが、才能や自信がないのであれば頑張って学歴だけでも掴んだ方が楽だと思います。
学歴とは、興味ないことも理解し記憶できる力量があるかどうかだよ、というお話でした。