もうすごい昔のことなんですが、会社を辞める直前には月収50万円貰っていました。
私は現時点で30代でして、辞めた年を敢えて公表はしませんが、当時30歳前後にしては貰っている方だと自覚していました。
「そんな私がなぜ辞めようと思ったのか?」
「辞めてどうしたかったのか?」
今、会社を辞めようかどうしようか考えている人に向けて書いておこうと思います^^
人生お金だけど、譲れないものもある
私は綺麗事言うつもりはなくて、人生お金だと思ってます。
ないよりはあった方が選択肢が増えるのは絶対だと思っていて、またお金があれば急に選択を迫られることもありません。
会社員時代は、上司が「これやれ」と言えばそのように従い、YESマンとして働いていました。私の世代ってギリギリ「上司の言うことは絶対理論」だったんですよね。
ただ、役職が上がるにつれてやりたいことがやれなくなってくる苛立ちが沸々とわいてきます。
理想「会社でこういうことがしたい!」
現実「歯車に納まっちゃいました」
会社でこのようなポジションに納まり指揮してほしい。そのような現場ってたくさんあると思います。それにやりがいを見出せる人もいれば、ITドカタ戦士として戦い続けたい人もいます。
そのような状況の中で、辞めようと思った要因を書いておきます。
部下を育てるという曖昧な定義
部下を持っている方はわかるかと思いますが、「やる気のある部下・ない部下」がいるんです。
「やる気のない部下をマネジメントするのも上司の務め」
それ本当ですか?
そんなこと言うならその部署で引き取りなさいよwwwと言うか、何を判断して採用したの?
役職が上がれば上がるほど、本当にやりたいことに時間を割けると考えて若手の頃はガムシャラに頑張ってましたが、実際その役職になってみると業務から遠ざかってマネジメントばかりをするようになります。
「そうじゃないんだよな~」
現場出の社長をしているとわかると思いますが、社長業をしていると現場から遠ざかるので判断は出来るんですが、じゃあやってみろと言われたら一昔前の方法になってしまうんですよ!
つまりどのような業界も技術が日進月歩してますから、管理職になった私より現場で作業している人の方が技術が付いてしまいます。
もちろん管理職になるということは、現場の知識以外にも売上や人件費や納期や折衝などマネジメントしていかなければいけないので、上司ダメじゃんかとは言えないのです。そもそも役割が違いますから。ステップアップしていくが故にってやつです。
言い方は悪いですが、管理職になるということは部下に時間を割くということで、自分自身の成長を鈍化させることにもなります。
基本的に上司というのはアドバイスすることが多いですが、それって知識の提供ですよね?
私が1日掛けて作ったスクリプトを3分で教える。コピーすればいいのでwww
その頃から、自分の時間は自分だけのために活用したいと思うようになります。
いくつになっても自己成長させたい
「管理職に就いて楽したい」
ドラマのように上司がマインスイーパやってるなんて光景はないですよwww
現実には下から若手がドンドン来ているので高みにいっておかないと追いつかれてしまいます。
「いい年したおっさんが若手と同じ役職に就いている」
想像できますか?私は怖かったので人が寝ている時間も仕事していました。
心理カウンセラーに言わせたら「自信がない表れ」なのかもしれませんね。でも、そういう方法で努力せざるを得ない人はそうするしかないんです。
結果、私は同期の中で早く昇格しました。
そのような経験から元々自己投資欲が強かったので、部下を育成していく時間というのにリターンが少ないため、モヤモヤし辞める要因の1つとなります。
給料で繋ぎとめるで~
家庭を持っている人ほど、高給には目が眩みやすくて会社に繋ぎとめるには有効な一打だと思います。
でも、私はすでに家庭がありましたが、選択肢は違いました。
「人生好きに生きた者の勝ちや」
働きながらも定年後のことを考えていて、定年後に残るのは築30年の家と2000万ぐらいの貯金。そのためだけに人生の8割を会社員として過ごすことに疑問がありました。
何度も書いていますが、会社員である以上、頑張って働いても経営者の資産形成のお手伝いをしているに過ぎません。そのおこぼれとしてお給料を貰っているのです。
いくら高給と言っても、人って良いお給料を貰えばそれなりのところに住みますし、良い物も食べるようになります。今思えばムダ金だと思うようなことでも、それが普通だと思って消費していました。当たり前の事のように銀座の高層階でシェフが目の前で霜降りを焼いてくれる店で食べたりしてましたからね。
ちょっと話がずれますが、どんなレストランよりも「質」を考えるとお肉を買って家で調理した方が体に良いです!現に私は会社員の頃より体格がいいですからね^^
そういう意味では、「有限の時間をどのように消費して」「何に投資して」「何を子供に残すのか」
よ~く考える時間ができ、それを実行できているので会社員を辞めてよかったと思ってます。
不動産投資を始めた記事はこちら
デイトレで生計の一部を賄っています
会社員を辞めてどうしたかったのか?実際にどうなったのか?
理想と現実って違うじゃないですか。
私は会社員を辞めて何をしたかったかと言うと、自分の人生に時間を注ぎたいと強く思ってました。
会社員時代は、仕事の回し方・マネジメント・契約の取り方。どれも自分のためというよりは、会社で結果を出すために学ぶべきことであり、これが個人で仕事をしていれば必ずしも必要ではないと思います。あって困りませんけど、優先順位は低いような気もします。
会社から「TOEIC受けろ~」と言われて受けても受けなくても何点でも業務に支障がない感じです。
会社を辞め、投資業全般の知識を付けました。
ずーっと投資家に憧れていたんですが、若い頃はお金もなかったですし一度株式投資で200万円を失っていたので素質がないのかなとも思ってました。
会社を辞めてからの1年間はかなり本を読んでましたね^^1週間1冊ペースで読んでましたから。あまり読んでないですか?www
巷で良い噂を聞かない「金持ち父さん貧乏父さん」を何度も読み返しました
それを実行に移し、株式投資の売買益と不動産収入が現在発生しています。スモールビジネスからの収入もあります。
思考錯誤でしたし、今も試行錯誤です。
でも、圧倒的に自由な時間は増えましたし、収入で言えば会社員時代より稼いでます。
苦労はしてますが、対人関係で胃がキリキリすることもないので万々歳です^^
ちょっと嫌なこと書きますが、部下の尻拭いをさせられることもありませんし、進捗どうなってんの?と聞く必要もありません。全部自己責任で決済できますし、何時だろうと仕事できるんですから。
会社を辞めた私が言えること
会社で馬車馬のように働いていた人は、辞めても個人でやっていけると思います。
要は自己解決能力が高ければ予防線を張れますし、アンテナをいろんな方向に向けていればどうやれば稼げるのか徐々にわかってきます。ガムシャラに仕事する意欲って、自営業ではかなり使えるスキルですよ^^
小さいことを黙々とこなしていけるのであればどうとでもなると思いますね。
今後の個人目標としては、電気工事士と2級建築士の資格を取りたいと思ってます。
なぜなら、不動産投資に使えるし稼げる算段があるから!
今は他の事にお熱なんですけど、ゆくゆくは取りたいと思ってます。
会社員を辞めてもやっていけるよ!ということを別記事で書いてます
個人的まとめ
あなたの人生設計を終着駅から考えると、より正確な人生を歩めるようになると思います。
終着駅「お金持ちになりたい」
会社員のままでは難しいと思いますよね。何かビジネスをするか、まずは自己投資できる時間を設けないといけません。
じゃあどうするのか?
趣味を副業にしてどのくらい稼げるのか試してみるのか?いろんな道筋があると思いますから、まずはツリー状に選択肢をバーっと書いてみるといいと思います^^
今現在のあなたの会社の立場によって記事を読んだ感じ取り方って違うと思うんですけど、あなたはあなたのために人生の大切な時間を有意義に消費してほしいと思ってます。
この記事を読めば、「時間=収入」に対する考え方が楽になると思います