今まで国民年金保険料の2年前納は、口座振替しか受け付けていなかったんですが、2017年4月から現金またはクレジットカードでの納付が可能となります!
自営業の方であれば、収入が大きくなると予想している年であれば2年前納を利用したい人もいるかと思います。
また、人によって支払いに使うクレジットカードの種類が違うと思いますので、お得に年金を支払うためにどの方法が自分に最適なのか知っておいてください。
2年前納することでお得になる金額
2年前納を希望し口座振替ではなく現金・クレジットカード払いをしたい人は、年金事務所に行き申し込む必要があります。
申込開始日は、2017年1月20日(金)から
(基本的に前納を利用する場合は、その年の2月末までに申し込むこと。口座振替は、4月まで)
また、2年前納を利用することで、毎月納付するよりも約15,000円のお得、口座振替であれば約16,000のお得となります。
更に、支払った額に対してクレジットカードのポイントが貯まります。
ここで、前納制度をあまり知らない方のためにちょっと補足しておきますと、大きな利益が予想できる年は、2年前納することでそれだけ控除額を大きくできます。
この2年前納ですが、その額を丸々その年の社会保険料控除とすることもできますし、その年の国民年金保険料は、その年の社会保険料控除として計上できる、この2パターンが選択できます。
よくわからない人は、払った分だけをその年の控除額として計算した方が間違いないでしょうかね。
クレジットカード選びも重要
さて、2年前納でもクレジットカード払いが可能となったんですが、ここで還元率0.5%のクレジットカードで払ってしまっては元も子もありません。
せっかく少しでもお得に支払おうと考えているのですから、最大限お得なクレジットカードを載せておこうと思います。
クレジットカード | 還元率 | 年会費 | 特典 |
---|---|---|---|
P-one Wiz | 1.5% | 無料 | 入会後3か月間は、還元率2.5% |
エクストリームカード | 1.5% | 3,000円 | 年間30万円以上の利用で年会費無料 |
リクルートカード | 1.2% | 無料 | 貯めたポイントをローソン引換券として利用すれば1P=3円相当に |
楽天カード | 1.0% | 無料 | 楽天ショッピングでポイント3倍 |
ライフカード | 0.5% | 無料 | 誕生日月は、還元率2.5% |
2016年度の1年前納の支払い月は5月2日だったので、2年前納も同様の5月が支払い月と仮定するならば、5月誕生日の方はライフカードを利用するのが、一番還元率が良いです。
ただし、2014年度は、4月30日が納付日でしたので、そこら辺の誤差は年毎に確認する必要があります。
納付日を確認するー国民年金機構(国民年金前納割引制度ページへ行く)
※P-one Wizは、入会当初リボ払いとなっているので、全額払いに変更してください。
別途、国民年金保険料以外の支払いにも利用する場合、国際ブランドによっては、nanacoにチャージしたらポイントが付く付かないとあるんですが、どんどん改悪されてますので、あれこれ考えなくて済むよう、JCBで作っておくのがアンパイでしょうか。
私なら、リクルートカードをオススメします!
どのようなメリットがあるかと言いますと
- リクルートカード(キャッシュバックキャンペーン中)
- 年会費無料
- 還元率1.2%
- 国民年金保険料を前納してもポイントが付く
- nanacoチャージに利用してもポイントが付く
- 貯めたポイントは、ローソン引換券に利用すれば1P=3円相当として買い物できる
現に私は、公共料金はすべてリクルートカード系列で支払っていてこれだけのポイントが貯まりました。
このポイントを使って、無料で商品と引き換えたり、先日なんてビデオカメラと交換しましたよ^^
1P=1円としてポンパレモールやじゃらんなどで利用できますし、ローソン引換券を利用すればローソンで1P=3円相当として利用できます。
逆に、エクストリームカードをnanacoカードにチャージ利用した場合、ポイントは付きません。
面倒臭いと思いませんか?
「あのカードは付くけど、こっちは付かない」
「今まで付いていたのに、これからは付かない」
クレジットカードは生ものですので、流行りすたれがあります。
最高還元率を目指すのであれば、Aを支払う時はAカードで、Bを支払う時はBカードで、誕生日月だからCカードで、と常に情報収集し利用するのが最適なんですが、ポイントが複数に分散されてしまうと使い勝手も悪くなります。
私は、あれこれ考えずに最高ではないかもしれないけど、最良な選択をした方が長続きしますし、面倒事が減ると思ってます^^
そのため、リクルートカード一択でほぼすべての支払いを済ませられていますね。
例えば1年前納するとどれだけお得なのか計算してみる
2016年度の納付額を例に見てみると
振替方法 | 納付額 | お得 |
---|---|---|
2年前納 | 377,310円 | 15,690円 |
1年前納 | 191,030円 | 4,090円 |
半年前納 | 96,450円 | 1,110円 |
普通 | 16,260円 | なし |
- 1年前納⇒2年前納:1.92倍
- 半年前納⇒1年前納:1.84倍
- 半年前納⇒2年前納:3.53倍
※1年と2年を比較する場合、1年×2とし年数を合わせて計算しています。
倍々計算をしていくと面白いのですが、1年前納を選んでおけば1.92倍が保たれるのですが、逆に言えば2年前納はそれだけ倍々計算でお得度が増すということです。
仮に、1年前納した場合
191,030円の支払いに対して還元率1.5%のクレジットカードで支払っていたら、2,865円返ってきます。
つまり、毎月払いをするよりも年間4,090円+2,865円=6,955円お得になるということです。
個人的に2年前納の活用方法は、高還元率のクレジットカードを持っているのであれば利用するのもありだと思っています。
と言うのも、いつその還元率が終了するかわからないので、高還元率を謳っているうちに利用してしまうのも手でしょうか^^
例えば私のように、今は新規申込受付終了してしまっている還元率2.0%のリクルートカードプラスを利用して2年前納すれば、7,546円分のポイントが貯まります。
「いつまでもあると思うな高還元率カード」
ということで、クレジットカードのメリットを良くしっておくといいでしょう!
貯めたポイントの出口戦略を考えておく
私は個人事業主であり不動産投資をしているというのもあり、出口戦略まで考えてから実行へ移すことが多いのですが、今回のクレジットカードで貯まったポイントの活用方法を考えておいてください。
私であれば、貯めたポイントをローソンで無料で商品と引き換えるのを日課にし、それでも貯まり続けてしまうポイントは、「じゃらん」「ポンパレモール」で活用する。
という選択をしています。
詳しいことは、こちらで書いています
公共料金をめっちゃお得に支払う方法
非公式な方法ですが、個人事業主に大変一目置かれている節税方法でして、最近話題になっている方法です。
簡単に説明するとnanacoカードにチャージして公共料金を支払うのですが、それだけではクレジットカードの還元率に左右されています。
そこでnanacoギフト経由でチャージすることで、更に還元率を底上げしようという方法です。
nanacoカードではなく、nanacoギフト経由が肝なんです!
詳しいことは、過去記事で紹介していますので読んでみてください^^