1960年代にインターネットが生まれ、家庭で使用されるようになったのが1980年代。
富士通が「来て見て触って富士通のお店」、NECが「バザールでござーる」のCMをバンバン打ち出し、WindowsのOS発売日にヨドバシに取材陣が集まるようなそんな時代がありました。
もう、皆Wiondowsを買いにいち早くお店に並んだわけ。
Amazonなんてなかったから、店頭購入が当たり前。
2006年にプレステ3がビックカメラで発売された時に混みすぎて「物売るってレベルじゃねぇぞ」なんてフレーズが生まれた訳だけど、そこから20年前のお話をしています。
そんな時代だから、意見交換が行われるのは「学校」「会社」「近所」ぐらいで、小さな情報網が全国にバーっと点在し、地域毎に物知り博士がいたのが昔の話。
今は、TwitterやFacebookで全国誰とでもシェアして情報共有・拡散できるし、気になる人を簡単にフォローできる。
昔は「A君の兄貴がゲームクリアしたって」「Bステージで裏技あるらしいよ」なんて情報を身近な人から聞く感じだったけど、今は全国の人から情報を得られるから、一般生活では関わらないであろう年の離れた人や職種・離れた人と仲良くなることもできる。
昔から情報には価値がありました。
「ゲームの事は、あいつに聞けば大抵知っている」
「海外旅行に良く行っているAさんに、いろはを聞く」
そのような情報を提供してくれる人を今は簡単に探せるし、有益な情報はシェアできる。
攻略本や雑誌が売れなくなったのもシェアした影響です。
簡単に知れる情報には価値がなくなったし、体験・スキル系の情報の価値は上がった。
今は、簡単に生活に取り入れられる情報をシェアすることで、人生を豊かにしようよという時代が来ています。
人類は、全体験共有型クローンを目指している
良いことは、シェアする。
人生を豊かにする作業として理に適っています。
「効率的に学習する方法」
「なりたい職業に就く方法」
「年収1000万円超えの職業」
ネットで検索すれば、すべて見つかると思います。
時間や人生に如何に効果的な人生を送れるか、という情報に価値があり、その人生を既に送っている人に付加価値が付く時代になった。
良いことをシェアし合い、行き着く先は全体験共有型クローンです。
あの体験をシェア、この人生もシェア。
シェアしまくれば、本来なら人生は上り調子になるはず。
勉強法・稼ぐ方法・背を伸ばす方法・売上を伸ばす方法、何だって取り入れれば理想が現実になるはず。
でも現実は、シェアしたことでもうやった気になってしまった人もいるのかもしれない。
SNSとスマホのコンボで1日6時間以上スマホを見ている社会人が50%以上いる、なんて記事を読んだことがあります。
6時間もスマホに時間を割いていたら、本来なら作れたであろう時間がなくなってしまうよね。
シェアをうまく活用すれば、人類は全体験共有型クローンになれ、それは皆が高度なスキル・体験を持つ地球人となれるのだけど、そうはいかないでしょう。
※一応書いておきますが、無宗教(笑)
シェアしたら実行に移そう
すげーからシェアしただけで、興味はないこともあるだろうけど、人生の先輩を見つけてフォローして、追い付くように行動しよう。
私はスキューバダイビングもパラグライダーも登山も川遊びも基本アクティビティーが好きなのだけど、ネットで検索して画像貼り付けて「ここ良かったです」なんて書いてあったら、行って体験するようにしています。
優先順位は付けているけどね。
私の場合は、仕事忘れて気兼ねなく楽しみたいからTwitterなどに載せることはないのだけど、シェアした方が本当は良い。
先程も書いたけど、体験には価値があるから。
本来であれば、スキル・体験・人生すべてを共有し合えば全体験共有型クローン人間となることは可能です。
しかし、人それぞれ個性がある。
勉強・運動この2択だけでも、分かれる。
やりたいこともなりたい職業も違う。
しかも、それが自分に合っているのかどうかという話にも発展する。
だから、スキル系のシェアは、当てはまらない人もいて意味のないこともある。
▼例えば、カフェで音楽聞きながら勉強する
それで捗る人もいれば、静かな環境でないと能力を発揮できない人もいる。
▼例えば、1人旅をしてみたい
1人旅は寂しいと感じる人もいれば、旅先で一緒に回れる人を探すのが楽しいという人もいる。
どちらも私を題材として例を挙げてみたのだけど、どうせならその状況を楽しんだ方が人生楽になる。
何度もトライして私には静かな環境が一番能力を発揮できるということがわかったのだけど、どのような方法で楽しめるかを体験では探すことが多い。
だから、1人で旅行した時は知らない人に声掛けるし、お茶に誘うぐらいはする^^
気にする部分は、相手に時間があるかどうかだけ。
結局、遺伝子レベルでクローン人間を作り上げることは可能だけど、個性も家系図も人それぞれ違うから、全体験共有型クローンになることはできない。
でも、シェア・フォローし続けることでその人から情報を得て近づくことは可能なのです。
住まいの場所関係なく、趣味の合う人を探せるのがSNSの醍醐味ですし、シェアし合うことで有益な情報交換できるのがウリでもありますから、シェアを使って人生を豊かにしようよというお話でした。
全体験共有型クローンを目指しシェアをうまく活用した人が、豊かな人生を送れる時代になりつつあります。