「国民年金や公共料金などの税金、少しでも安くならないかな」
と思うわけですが、あります!
少しでも支払金額を節約してお金を残そうと思っている方、お試しください。
私は、事業主なのでもちろんこの方法を取り入れて実践済です。
国も勧めている国民年金のクレジットカード払い
自営業の方は、国民年金に加入し支払っていると思いますが、現金納付・口座振替以外の支払方法があったことをご存知でしたか?
今会社員の方も早期リタイアした場合を想定して、国民年金を少しでもお得に支払う方法を知っておいて損はないと思います。
現金納付・口座振替とクレジットカード払いによる節約比較
前納することにより節約できる金額を載せてみます。(保険料15,590円として計算)
1か月分前納 | 6か月分前納 | 1年分前納 | |
---|---|---|---|
現金納付 | なし | 760円 | 3,320円 |
口座振替 | なし | 1,060円 | 3,920円 |
クレジットカード | 311円 | 2,930円 | 7,660円 |
現金納付・口座振替では、1か月分支払っても通常料金のところ、クレジットカードではクレジットカードの還元率分だけお得になってます。
前納すればするほど、金額の開きも大きくなってきてますね。
クレジットカードが一番お得な理由は、何も納付金額の話だけではありません。クレジットカードだと、現金納付・口座振替よりも1か月遅く支払うことができるのです!
これは何を意味するかと言うと、支払を先送りにできる。つまりは、「1か月間、本当ならないはずだったお金がある」という状況ができます。これにどんなメリットがあるのかというと、ビジネス的な入金出金の考え方に発展してしまうのですが、
入金は早いほど良く、出金は遅いほど良い のです。
なぜか?1か月間という期間ですが事業資金や回転資金、一時的な生活の凌ぎに利用できるからです。何があるかわからない世の中だからこそ、出金は合法に遅らせられるのならば遅らせた方が良いです。
この考え方に「自転車操業では?」と考えてしまう方もいるかと思いますが、出金を遅らせるのは資金ショート(生活破綻)を退ける可能性を上げられる効果的な方法なのです。
クレジットカード払いにするには、どうしたらいいの?
最寄りの年金事務所の窓口に行って「国民年金保険料をクレジットカード払いにしたいのですが」と伝えるのが一番簡単で間違いがありません。わからなければすぐ聞けます。
日本年金機構公式サイト:最寄りの年金事務所を探す
自分でクレジットカード納付の変更届を出す方は、こちらのページを記入して提出すればいいです。ですが、年金事務所に電話して必要書類を送ってもらった方が、返信用封筒が同封されているのでお得です^^
前納がお得なのはわかった。でも、迷ってしまう
前納すればするほど節約できるのはわかった。でも1年分前納したら約19万円一気になくなる。「あとあと得するのはわかるんだけど、生活に余裕が」という人は、月々払いが無難だと思います。
ただ、税金ですから「いつか払わないといけないもの」なので可能であるのならば、少しでもお得に支払っておいた方が得をします。
もちろん現金納付ではなくクレジットカードで払いましょう!
クレジットカードの中でも最高還元率2.0%のリクルートカードがおススメです。私もメインカードとして利用しています。
クレジットカード払いの2年前納はできない
2年前納は現金納付・口座振替できますが、クレジットカードによる納付は対応していません。きっとこれもそのうち対応されるでしょうが、現段階では対応されていません。
また、2年前納の口座振替と、1年前納×2年分のクレジットカードによる納付のお得度はほぼ変わらないので、逆に2年前納の口座振替をするメリットは、一般の人にはありません。
「あなたが自営業者であり年始にガンガン稼いでしまった」というような方でないと2年前納するメリットはありません。ただ、この場合、翌年もガンガン稼いでも年金分の社会保障控除がないのが痛手ではあります。その場合は、小規模企業共済や中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)に加入して社会保険控除額を上げるといいと思います。私も加入していますよ。
裏技を使えば、納付申込用紙をわざわざ提出しなくても同じことができる
クレジットカードを変更したら、その都度年金事務所に連絡してクレジットカード変更届をしなくてはいけません。そうしないと引き落とせないですから。それにワザワザ年金事務所に「このクレジットカードから引き落としてくださいね」という申し込みをせずとも、年金納付書を持ってセブンイレブンで支払えば同じ金額だけお得です。
何を言ってるんだと思うかもしれませんが、年金納付書を持ってセブンイレブンに行き、セブンイレブンが発行しているnanacoの電子マネーを利用して税金を支払うことができます。
私は、税金・公共料金はすべてnanaco経由で支払っています。
個人的まとめ
人により支払環境が違うと思いますので、どの方法が良いとは断言できませんが、そこそこ貯金があるのであれば前納をおススメします。
私も年始の稼ぎによりますが、6か月・12か月のどちらかです。結局支払うものなので12か月でもいいと思うのですが、上記に書いたように小規模企業共済や中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)を利用して社会保険控除額を底上げできているので、トータルで見て考えています。
同じ金額を支払うにしても、少しでもお得になる方法を取り入れ生活に余裕を与えましょう!