私は、大学卒業後30歳まで会社員をし、その後自営業として起業した自営業歴5年以上の男です。
会社員の頃からお付き合いのあった企業も5年10年経つ間に、何社か倒産していきました。
「ここらで一番デカい家なんだぞ」
なんてイキってた社長が、運よく拾われ今や雇われ店長になってます。
倒産したと言っても、それはお付き合いのあった多くの中の極々一部ですから、社会の摂理だと思えば不思議でも何でもなく当たり前のこと。
起業して3年以内に6割が、10年以内に9割が倒産すると言われている中に入ってしまっただけの事。
そこで、会社を倒産させない方法について書いてみることにする。
ちなみに、自営業の視点で書いてみる。
ストック収入を作らない限り、遅かれ早かれ潰れる
多くの中小企業が自転車操業のように、売って売って売り続けるサイクルからストック収入へ移行しない限り、人材の質の劣化や不足からいつか潰れる日が来る。
特に、飲食店・IT企業・製造では、人材確保ができず今後バンバン潰れていくと思う。
私は自営業をしているのだけど、システム上の不慮の事故でも起こらない限りは、毎月ある程度決まったストック収入が入ってくる。
利権ではないけど、契約が履行される限り支払額に波はあるけど、ある程度の決まった額が毎月入ってくる。書籍や歌などの印税に近い。
だから「設備投資」「企業買収」などをするにしても、未来の見通しが付きやすい。
ちなみに、数百万円ぐらいからコンテンツ買収は可能だから、ネットビジネス教材に数百万円投資して学ぶくらいなら、コンテンツもお客もゴソッと買ってしまった方が安上がりです。
初心者があれこれ綱渡りのビジネスをしていくよりも、利益を上げているコンテンツの中身を見た方が話は早い。
専門学校に200万円払って学ぶよりも、200万円渡して採用してくださいと頭下げて入社した方が成長スピードが速いのと一緒。
企業もそうなのだけど、自営業者はストック収入を構築していかないことには裕福な生活は待っていない。
自営業者は、個人事業主という言葉そのまま通りの個人ビジネスだから、働ける人数が一人馬力と決まっている。
会社員ではなく個人で1000万円2000万円稼ぐためには、ストック収入を作っていかないことには時間もお金も増えない。
「汗水垂らして年収1000万円稼いだ」
来年も同じ事すれば、同じ額だけ稼げる。
時間を使えば稼げるのは、誰でもできること。
そんなことを続けるから早死にしてしまうのだと、私は思っている。
話は戻すけど、ストック収入があるから生活が安定する。
「とりあえず最低ラインの500万円が稼げたから、今年は安泰だ」
という、生活を維持するための謎理論を掲げる必要もないし、稼ぐことに対してストレスを感じることもない。
請負契約している個人事業主は、もう会社員続ければいいじゃんという話はこちら
ストック収入の仕組み
今やっている仕事で、ストック収入へ移行できるかどうか考える。
▼例えば、コンサルやって製作は丸投げするのと、請負プログラマーどちらをやるか
私なら前者で、理由は業務時間が少ないから。
前者は最悪利益ゼロで振れば優秀な人に任せられるけど、後者だと中抜きされた後の請負金額だから、仮に誰かに託すことになったとしてもプログラマースキルが限られてくる。
簡単に言えば、売上により近い業務をした方がリスクの取捨選択できるということになる。
だから、私は請負契約で仕事をしていないし親ビジネスをしているし、仮に御呼ばれした時は交通費+宿泊費+業務含めていくらの仕事をしている。いちいち小銭を請求するのは面倒臭いし、それぐらい含めてほしい。
「ホテル客室にある冷蔵庫の有料ドリンク飲んだらダメかな?」
そんなことすら考えるのも面倒なのだ(笑)旅行で泊まりに来ている訳ではないのだから。
だから、営業マンが喫茶店で顧客に奢るのは当たり前の行動であり、金額によっては自宅まで車で送ってあげろと思っている私である。
不動産や銀行で働いている人達の事だ。
不動産に手数料数百万払って数千万のローン組みにわざわざ遠方の支店まで行って、本社で手続きさせろと言いたいね。日本は東京で回っているのだから。
ちなみに「請負プログラマー」でいる限り、働き続けなければいけない。
私は、元プログラマーで勤怠アプリ作って小売業や建設業に配ると結構良い金額になった過去があるのだけど、今は全く関係ない仕事をしている。
その理由は、先程も書いたけどストック収入に結びつける方法が思いつかなかったから。
お饅頭屋さんが、1人であんこ煉って包んで店頭販売する。
それが、機械で製造し業者が全国各地に出荷してくれる仕組みが=ストック収入ということになる。
まぁ、言いたいことはちょっと違うのだけど、そこを起点としてビジネスの方向性を煮詰めて行かないと、自分が働かないことには収入が得られないということになり、自営業の場合は死を意味します。
これからは人材の育成頼むぞ、と言われて会社員を辞めた話はこちら