子供のやる気に繋がると大絶賛の売上部数100万部ベストセラー「うんこ漢字ドリル」。
私もどんな内容か書店で見てきたんですけど、何から何までうんこに絡めた問題でした。
大人から見れば冗談問題であっても、子供は100%冗談とは捉えられないこともありますから、勉強が好きではない子の取っ掛かりとしては良いのかもしれませんが、勉強が身についている子からしたらデメリットしかない気がする。
お受験組の私が、うんこ漢字ドリルについて暗記するという観点からお話します。
売上部数100万部からわかるミドル層以下の勉強意識
売上部数100万部の常連と言われて思い出すのが、村上春樹。
彼は小説家であり、知らない人はいないと言われているぐらい新作を出せばヒットする。
同じ100万部であっても、うんこ漢字ドリルとは違います。
うんこ漢字ドリルは、教育であり勉強の補助的資料です。
何を言いたいかと言うと、購入目的が全く異なること。
「売れているから、教育に良いのか?」
話題性があるだけで、中身は薄っぺらい内容です。
勉強とは、一連の流れが重要なのは大人なら知っていると思います。
漢字だけ、年号だけ、単語だけ覚えても通用しないように、一連の流れで覚えるじゃないですか。
- うんこの白黒写真を、見せてくれた
- 戦後の白黒写真を、見せてくれた
- ご先祖様のうんこに手を合わせる
- ご先祖様のお墓に手を合わせる
どちらの方が、有意義な情報でしょうか?
大人は正しい言葉を知っているので面白おかしく見てとれる部分はありますけど、子供はまだ未熟で世の中を知りません。
漢字を覚える目的は果たせるかもしれませんけど、日常生活に繋がらない気はしますね。
知っておいて欲しいのは、
- 教育資料として売れている=良い
訳ではないということ。
絶対的人数で考えれば、世の中日東駒専以下が多いわけですから、大衆が購入している勉強資料は当てにならないと捉えた方が、真っ当な判断だと思います。
まぁ、ちょっとこじ付けなところはあります。
でも、どのような世帯が購入しているのか考えてほしいです。
口コミ見てホテルを決めるのとは、違うんです。
世の中オンリーワンに惚れやすい人が増えてきている
「うんこ」を勉強の題材にする。
私は昔の人間なので、頭大丈夫かと感じます。
ちょっとだけ関係ない話をしますと、
「部活の体罰やブラック企業は日常茶飯事で、ワシ達はそれに耐えてきた」
「だから、俺たちも耐えろっていうのか」
まず耐えようか、やってみようか。
耐えられないから辞めたりニートが増えたり、弱者に沿った法改正されてきている。
いつの時代も企業が求めているのは、精神力がタフなラガーで今も人気があります。
企業側は体の良い奴隷を探しているんですけど、大手企業に行くラガーは高給なのでwin-winです。
私も学習塾で当たり前のように体罰があって泣かされましたけど、今があります。
ブラック企業も決して良いとは思っていませんが、ポジションを奪うぐらいのナニクソ精神は大事です。
私の時代は、ナンバーワンを求められたんですが、今の世代はオンリーワンなので方向性が違うんですよね。
世の中大勢が「面白い」「絶賛」「売れている」というビッグウェーブに無理に合わせる必要はありません。
「ハブられたらどうしよう」
大丈夫です。5年もすればあなたのコミュニティは入れ替わってますから。
友達も社内社外の人間関係も大きく変わりますから、自分の正しいと思った選択をとって生活するのが後々後悔しなくて済みます。
だから、うんこ漢字ドリル買わないという世帯が居ていいのです。
私は買いませんよ(笑)
もっと夢が広がるような勉強資料が販売されたら買うんですけどね^^
自分が自分らしく居続けたい方は、こちら