これからの人生の中で私が唯一心配なことは、お金ではなく健康でもなく子供の事。
もちろんお金だって健康だって大事だけど、子供ができればわかる「人生の主人公が自分から子供に移っている」ことに。自分一番な私でさえそうなるのだから、本当だよ。
私は、この記事を書いている現在30代後半で四捨五入すればアラサーになる1人の男性です。
そして、この世代は詰め込み教育&就職難の氷河期世代。
別に私の人生や社会経済がどのような時代だったか、という過去の話に興味はなく、重要なのはこれからのこと。
なぜ、氷河期世代は3度死ぬのか?について語ってみたいと思います。
氷河期世代の子供も同じ運命を送ることになりそう
詰込み教育の過ちからゆとり教育が生まれ、土曜休み・授業数減、その結果教科書は薄くなり学習量も大雑把になった。
そして、その教育制度を再度詰込み教育に戻そうとしている。脱ゆとり教育だ。
近年、あからさまに教科書のページ数が膨大に増え、荷物量が多くなったことからもわかる。
ランドセルが重くなって小学生でありながら腰痛の子増加中、なんて書かれているぐらい。
教育の方向転換の理由として、基礎学力が低下し「理系を目指す子供達が減ってきた」というのもあるのかもしれない。
多くの子育て世帯が、20代~40代です。
その半数の家庭が、現在小中学校へ通わせている。
氷河期世代の子供は、また詰め込み教育をやらされる。
氷河期世代は、世代を渡って2度死ぬ訳です。
そしての年金問題。
現役時代にこってり採取され、その割には受給額の目減りが大きい。
子供がハタチを迎える頃には、日本は少子化・一極集中・地方衰退・物価上昇・人件費高騰・低収入・という悪い循環になり、明るい未来はないと思っている。
地球滅亡論を信じている人間じゃないのだけど、どう考えても明るい日本になっているとは思えない。そもそもの稼ぎ手が減ってきているのだから、現役世代が老人を支えきれない。
移民を入れて改善する?治安が悪くなるね。
言っちゃ悪いけど、移民=有能マンが来るわけじゃない。
「税金高い」「物価高い」「給料低い」「ガラパゴス」な国へ来るのは、自国で居場所がなく日本に夢見ている手に職ないアジアの中でも後進国の方々です。
だから、氷河期世代は3度死ぬのだ。
死ぬとわかっていれば、予防策が立てられる
誰かを信用して、結果ダメになると途方に暮れてしまうけど、ダメありきで考えれば事前に予防策を立てられる。
氷河期世代は、良い大学・良い会社に入れば一生安泰と教えられ競争が激化していた世代なのですが、実際は日本全体で新卒採用枠を大幅に減らす苦行を強いられた訳ですね。
参加賞目的のマラソンランナーが、100位まで入賞すれば貰えるとスタート時点では教えられたのに、ゴール直前になって10位までに入ってなければダメと言われた感じかな。
正直、思い返せばそのような時代でしたけど、人生競争だと思ってますから当時はガムシャラに就職活動しましたし、就職できてます。
別に昔の苦労話をしたい訳ではなく、そのような時代がまた来そうだから、子供に同じ経験をさせたくないなと考えている訳です。
もう死ぬのは慣れたけど、子供には振り回される人生を送らせたくないし、選択肢を増やしてあげたい。
私は日本を出るという考えを一切持たずに育ちましたが、予防策として日本以外の国へ移住する選択肢も考えておこうと思っています。
英語は読めても話せませんが、それでも先進国なら生活するぐらいはできます。
まぁ、今から英会話始めてもいい。
「国は何度殺しにくるんだ」
私もいい大人ですからそんなこと言いませんし、達観しています。
そもそも国に期待していないから、年金も期待していない。
皆さんもお金に困った時期というのはあると思いますけど、私もあります。
明日のご飯代に困るほどひっ迫したことはないけど、貯金が全くなく不安で仕方なかった時期がある。
そんな時、国は支えてくれたか?くれません。
そんな時でも稼いだら採取、休んでも採取。
結果、ストレスに耐え努力をし他人の倍働いてお金を稼ぐしかない。
他人より稼ぐということは、仕事うんぬん抜きにして倍働くということ。
氷河期世代うんぬん関係なく、努力が認められる素敵な世界を夢見て頑張っていきたいものですね。
成功者は少なからず皆努力していますから、挑戦してチャレンジして前向きな人生を送っていけば、おのずと結果が付いてきます!
人より30分多く勉強仕事する、その積み重ねが大事です。年間180時間の差が生まれる。
そんな私も20代の頃はブラック会社並みに働いていましたし、若い頃しか長時間労働はできないと思ってましたから、それも1つの投資だと思ってます。
結果、今私は誰かに時間を合わせる人生から脱却できてます。
勘違いして欲しくないのは、誰よりも日本が好きですしもっとよくなって欲しいと思っている。
ただ、自分の人生でいっぱいだから日本を変えてやろうという気持ちはない。
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